広島高等検察庁(ひろしまこうとうけんさつちょう)は、広島県広島市にある日本の高等検察庁の一つで、中国地方5県を管轄している。略称は、広島高検(ひろしまこうけん)。岡山、松江に支部を置いている。
概説
広島高等検察庁は、広島県広島市中区にある日本の高等検察庁のひとつである。そのうち本庁は広島県・山口県を管轄しており、岡山県については岡山支部が、島根県・鳥取県については松江支部が管轄している。
2021年7月16日付で畝本直美が広島高等検察庁に初の女性検事長として着任、女性の検事長就任は全国でも初となった[2][3]。上川陽子法務大臣は「現職の女性検事や、今後、検事や法曹を目指す女性のロールモデルとなるもので、的確に手腕を発揮されることを期待している」と述べた[4]。
管轄区域
- 管轄区域:広島県、山口県、岡山県、鳥取県、島根県
- 管轄人口:6,997,539人
- 管轄面積:31,920.41km2
- 人口密度:219.22人/km2
- 本庁
- 管轄区域:広島県、山口県
- 管轄人口:4,137,327人
- 管轄面積:17,735.4km2
- 人口密度:233.28人/km2
- 岡山支部
- 管轄区域:岡山県
- 管轄人口:1,830,382人
- 管轄面積:7,114.44km2
- 人口密度:257.28人/km2
- 本庁からの距離:137.4km
- 松江支部
- 管轄区域:島根県、鳥取県
- 管轄人口:1,029,830人
- 管轄面積:7,070.57km2
- 人口密度:165.28人/km2
- 本庁からの距離:130.8km
歴代検事長
(括弧内は在任期間、後職)
脚注
外部リンク