左沢駅(あてらざわえき)は、山形県西村山郡大江町大字左沢字前田[1]にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)左沢線の駅。同線の終着駅。難読駅の一つである。
歴史
駅構造
単式ホーム1面1線をもつ地上駅である。留置線が1線ある。行き止まりの配線となっており、左沢線の線路は構内で途切れている。線路脇の空き地は、かつて貨物を扱うための設備があったところである。
2002年(平成14年)に供用を開始した現在の駅舎は、大江町交流ステーションとの合築である。円柱の上に円錐が乗っているような場所の辺りが交流ステーション、写真右手の平屋が表に出ている部分が純粋な意味での駅舎となっている。交流ステーション内には、町営の売店(駄菓子や雑貨から町の物産まで扱っている)や大江町で毎年9月に行われる「おおえ秋まつり」に関する展示ホール(囃子屋台や獅子舞の現物を展示している。円柱部分はまさにこのホールである)、大江町の商工会・会議室・多目的ホールが入っている。純粋に駅舎として使用されている部分には、出札窓口や待合所などがある。
寒河江駅が管理する簡易委託駅である[3][6]。大江町が受託し、大江町産業振興公社が切符の販売などを行なっており[3][6][7]、出札窓口が設置されている[6][7]。自動券売機や自動改札機は設置されていない。早朝・夕方以降は無人となり、ワンマン列車において乗車時は車内で整理券を取り、降車時は運賃箱に切符や運賃を入れる(車掌乗務、あるいは特別改札を行う場合はこの限りではない)。駅前広場が整備されており、山交バス(宮宿〈朝日町〉行き)などの発着もある。
最終列車は旅客扱い終了後、夜間滞泊は行わず寒河江駅に回送される(同様に当駅発の一番列車も同所から回送される)。
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改札口(2023年9月)
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ホーム(2023年9月)
利用状況
JR東日本によると、2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員は251人である[利用客数 1]。
2000年度(平成12年度)以降の推移は以下のとおりである。
駅周辺
周辺は大江町の中心部で、民家や商店などが立ち並ぶ。町は当駅を中心とした観光の促進に取り組み、駅前には主な観光地への地図などが整備されている。
隣の駅
- 東日本旅客鉄道(JR東日本)
- ■左沢線
- 柴橋駅 - 左沢駅
脚注
記事本文
利用状況
関連項目
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外部リンク
左沢線(フルーツライン左沢線) |
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