岡 利定(おか としさだ、1934年5月10日 - 2000年10月2日)は、日本の政治家。自由民主党所属の元参議院議員(2期)。位階は従四位。勲等は勲三等。
経歴
和歌山県那賀郡那賀町出身。和歌山県立粉河高等学校を経て、1959年、東京大学法学部卒業。
国家公務員上級職試験合格後、1962年、郵政省入省。同期に水町弘道元九州郵政監察局長。北海道郵政局長を経て、1990年、郵政大臣官房審議官を最後に退官。
1992年の第16回参議院議員通常選挙で、比例区に自由民主党から立候補して当選。1996年、第2次橋本内閣科学技術政務次官。
2000年10月、参議院議員在任中に、肝不全のため東京逓信病院で死去した。66歳没。死没日付をもって従四位勲三等に叙された。同年11月、元全逓信労働組合中央執行委員長の伊藤基隆によって、哀悼演説が行われた[1]。
出典
- ^ 第150回 参議院 本会議 第5号 平成12年11月1日 - 国会会議録検索システム
参考文献
- 『新訂 現代政治家人名事典 : 中央・地方の政治家4000人』日外アソシエーツ、2005年。
関連項目
- 岡野裕 - 元労働大臣、元郵政省人事局長
- 西村尚治 - 元総理府総務長官兼沖縄開発庁長官、元郵政省事務次官
- 長谷川憲正 - 元総務大臣政務官、元郵政審議官
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