山岸 祐也(やまぎし ゆうや、1993年8月29日 - )は、千葉県柏市出身のプロサッカー選手。Jリーグ・名古屋グランパス所属。ポジションはフォワード、ミッドフィールダー。
来歴
プロ入り前
千葉県出身。高校は福島県の尚志高等学校に進学した。2011年の第90回全国高等学校サッカー選手権大会では中心選手として5得点を挙げる活躍を見せ、チームをベスト4に導いて本大会の優秀選手に選ばれた[2]。
また、同年の全国高等学校総合体育大会でも優秀選手に選ばれている[3]。流通経済大学進学後、3年生でトップ下を任され、1年先輩の江坂任と縦の関係を築き、総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント2連覇や流経大初の全日本大学サッカー選手権大会優勝を経験した[4]。高校の同級生には歌手の丸山夏鈴がいる。叔父(母親の弟)は元Jリーガーの小松崎保。
ザスパクサツ群馬
2016年にザスパクサツ群馬へ入団。12節まではベンチを外れることも多かったが、13節以降は全試合スターティングメンバーとして出場。シーズン後半は同期入団の瀬川祐輔とツートップを組むことが多くなり、共にチームのJ2残留に貢献した。
FC岐阜
2017年12月27日、翌シーズンのJ3へ降格する群馬からFC岐阜への完全移籍での加入が発表された[5]。2018年はシーズン前半は開幕戦と第3節で先発出場した後、第17節から3試合連続で先発出場した以外は控えからの途中出場が多かったが、後半戦は先発出場が増え、最終10試合は全て先発出場で、シーズン合計では31試合4得点を記録。2019年も第26節までに、先発18試合(うちフル出場17試合)を含む22試合に出場、4得点を挙げていた。
モンテディオ山形
2019年8月6日、モンテディオ山形へ完全移籍[6]。移籍後、第29・30節と途中出場した後、第31節の柏レイソル戦で移籍後初の先発出場を果たすと、前半10分に先制点を挙げチームの勝利に貢献。その後はシーズン終了まで1試合を除き全て先発出場し、14試合で4得点を挙げた。翌2020年シーズンも、開幕から第23節まで全試合に出場。うち20試合が先発出場で、チーム得点ランキング首位の6得点を挙げていた。
アビスパ福岡
2020年シーズン初の欠場かつベンチ外となった第24節直後の10月6日、同じJ2リーグ所属のアビスパ福岡への完全移籍が発表された[7]。2021年2月28日の名古屋グランパスとの開幕戦ではJ1初先発出場を果たした。同年3月6日のアウェイ清水エスパルス戦ではJ1初ゴールを記録した。2022年には10得点をマーク。チームのJ1残留に大きく貢献した。
名古屋グランパス
2023年12月29日、名古屋グランパスに完全移籍した[8][9]。
所属クラブ
個人成績
国内大会個人成績 |
年度 | クラブ | 背番号 | リーグ |
リーグ戦 |
リーグ杯 | オープン杯 |
期間通算 |
出場 | 得点 |
出場 | 得点 | 出場 | 得点 |
出場 | 得点 |
日本
| リーグ戦 |
リーグ杯 | 天皇杯
|
期間通算
|
2016 |
群馬 |
25 |
J2 |
33 |
5 |
- |
1 |
0 |
34 |
5
|
2017 |
9 |
36 |
3 |
- |
2 |
1 |
38 |
4
|
2018 |
岐阜 |
31 |
4 |
- |
1 |
1 |
32 |
5
|
2019 |
22 |
4 |
- |
0 |
0 |
22 |
4
|
山形 |
40 |
14 |
4 |
- |
- |
14 |
4
|
2020 |
11 |
23 |
6 |
- |
- |
23 |
6
|
福岡 |
17 |
3 |
- |
- |
17 |
3
|
2021 |
J1 |
29 |
5 |
3 |
0 |
1 |
3 |
33 |
8
|
2022 |
34 |
10 |
5 |
2 |
0 |
0 |
39 |
12
|
2023 |
34 |
10 |
8 |
2 |
4 |
1 |
46 |
13
|
2024 |
名古屋 |
|
|
|
|
|
|
|
|
通算 |
日本 |
J1
|
97 |
25 |
16 |
4 |
5 |
4 |
118 |
33
|
日本 |
J2
|
176 |
29 |
- |
4 |
2 |
180 |
31
|
総通算
|
273 |
54 |
16 |
4 |
9 |
6 |
298 |
64
|
選抜歴
タイトル
クラブ
- 流通経済大学
- アビスパ福岡
- 名古屋グランパス
脚注
出典
関連項目
外部リンク