宮内 幸平(みやうち こうへい、1929年〈昭和4年〉8月4日[6] - 1995年〈平成7年〉6月2日[4])は、日本の俳優、声優。鹿児島県出身[4]。劇団芸協、青二プロダクションに所属していた[4]。
経歴
芝居が好きだったことから役者を志す[3]。
舞台芸術学院[9]本科三期[3]、八田元夫演出研究所[9][3]、劇団新劇場[10]、劇団現代[10]を経て、劇団芸協の創立メンバーの一人であり、所属俳優としても活躍していた[11]。
アレクサンドル・オストロフスキー原作の『雷雨』のカヴァーノフ役で初舞台[2]。
その後、生活のため声優としての活動を始める[3]。
事務所は江崎プロダクション[12]、オフィス央[9]を経て、青二プロダクションに所属していた[4]。
1995年6月2日午後11時14分、腹部静脈瘤破裂のため東京都板橋区の日大板橋病院で死去[5]。満65歳没(享年67)。『それいけ!アンパンマン』のふろしきおじさん役が最後の出演作となった。
人物・逸話
声種はバリトン[9]。方言は関西弁、東北弁[2]。
小銭をポケットに入れて持ち歩く癖があったため、アフレコの際それがノイズを出すことが多かった。そのため野沢雅子に「ノイズの宮」というあだ名を付けられた[13]。
飴が大好きで、収録中もよく舐めていたという。田中真弓は「自分の出番になると、椅子に飴を置いてそのまま存在を忘れて戻ってきてしまい、ズボンの尻に飴玉がくっついたままうろついていた。そして『真弓、お前俺の飴知らないか?』と盗み食いしたと言わんばかりの目つきと口調で迫ってきたことが多々あった」と語ったこともある[13]。
荘真由美は、『ドラゴンボール』収録時に宮内から丁寧に演技指導を受けていたことを忘れられないエピソードとして語っている。
趣味・特技はスキー、旅行[7]。
後任
宮内の死後、持ち役を引き継いだ人物は以下の通り。
出演(俳優)
テレビドラマ
出演(声優)
※太字はメインキャラクター。
テレビアニメ
- 1967年
-
- 1968年
-
- 1969年
-
- 1970年
-
- 1971年
-
- 1972年
-
- 1974年
-
- 1975年
-
- 1976年
-
- 1977年
-
- 1978年
-
- 1979年
-
- 1980年
-
- 1981年
-
- 1982年
-
- 1983年
-
- 1984年
-
- 1985年
-
- 1986年
-
- 1987年
-
- 1988年
-
- 1989年
-
- 1990年
-
- 1991年
-
- 1992年
-
- 1993年
-
- 1994年
-
- 1995年
-
劇場アニメ
- 1974年
-
- 1976年
-
- 一休さん(和尚)
- 一休さん 虎たいじ(和尚)
- 一休さん おねしょお姫さま(和尚)
- 1977年
-
- 1978年
-
- 1979年
-
- 1980年
-
- 1981年
-
- 1982年
-
- 1983年
-
- 1984年
-
- 1985年
-
- 1986年
-
- 1987年
-
- 1988年
-
- 1989年
-
- 1990年
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- 1991年
-
- 1992年
-
- 1993年
-
- 1994年
-
OVA
- 1986年
-
- 1988年
-
- 1990年
-
- 1991年
-
- 1992年
-
- 1993年
-
- 1994年
-
- 1995年
-
ゲーム
- 1989年
-
- 1991年
-
- 1992年
-
- 1994年
-
- 1995年
-
カセットブック
CD
吹き替え
俳優
- チャン・キントー
-
- 幽幻道士シリーズ(金おじいさん)
- 幽幻道士
- 幽幻道士2
- 幽幻道士3
- 幽幻道士4
- 来来!キョンシーズ
- 新・幽幻道士 立体奇兵
映画
ドラマ
アニメ
人形劇
テレビ番組
その他コンテンツ
脚注
注釈
出典
外部リンク