「女神達への情歌 (報道されないY型の彼方へ) 」(めがみたちへのじょうか ほうどうされないワイケイのかなたへ)は、サザンオールスターズ の楽曲。自身の25作目のシングル として、タイシタレーベル から8cmCD ・7インチレコード ・カセットテープ で1989年 4月12日 に発売された。
1998年 2月11日 にも8cmCDとして、2005年 6月25日 には12cmCDで再発売されている。また、2014年 12月17日 からはダウンロード配信、2019年 12月20日 からはストリーミング配信が開始されている[ 1] [ 2] 。
背景・チャート成績
前作「みんなのうた 」から約10か月ぶりのリリース。本作はサザンオールスターズの中で唯一のCDシングルとビデオシングルが同時発売の作品である[ 3] 。また、サザンのシングルとしては元号 が「平成 」に改元されて最初のリリースとなる。
本作の累計売上は表題曲の歌詞が過激なことも影響しており、11.3万枚(オリコン調べ)を記録している[ 4] 。
収録曲
女神達への情歌 (報道されないY型 ( ケイ ) の彼方へ) (4:56)
(作詞・作曲:桑田佳祐 / 英語補作詞:Tommy Snyder / 編曲:サザンオールスターズ & 門倉聡 )
フジテレビ 系バラエティ番組 『夢で逢えたら 』オープニングソング。
歌詞の内容はアダルトビデオ を鑑賞し妄想に耽る(ふける)男性を描いたもので、歌詞には「AV girl 」という言葉が登場する[ 5] 。歌詞に出てくる「Videofy」は桑田による造語である。
この曲の制作にあたり、桑田はデモ・テープを意識的に自宅で制作し、初めてスタジオに持って行ったという。スタジオでの本番のレコーディングでもイメージを損なわずメンバー全員で彩色し、完成まで持って行くことができたとされる[ 6] 。1992年に桑田は「僕が思うサザンのベスト5に入るナンバーですよ」とコメントしている[ 6] 。
ミュージック・ビデオ にはAV女優の松本まりな が出演している[ 5] [ 7] 。
Oh! クラウディア (Live in YOKOHAMA STADIUM) (3:45)
(作詞・作曲:桑田佳祐 / 編曲:サザンオールスターズ)
1982年発売のアルバム『NUDE MAN 』収録曲。1988年に行われたコンサートツアー『真夏の夜の夢 1988大復活祭 』の最終公演である横浜スタジアム でのライブ音源である。桑田が歌詞の一部を間違えて歌ったため、歌詞カードも間違いに合わせて記載されている。
収録アルバム
ミュージック・ビデオ収録作品
曲名
作品名
備考
女神達への情歌 (報道されないY型の彼方へ)
女神達への情歌 (報道されないY型の彼方へ)
現在は廃盤。
SPACE MOSA 〜SPACE MUSEUM OF SOUTHERN ART〜
一部のみ収録。現在は廃盤。
Oh! クラウディア (Live in YOKOHAMA STADIUM)
未収録
ライブ映像作品
参加ミュージシャン
桑田佳祐 :Vocal (#1,2)
大森隆志 :Guitar , Chorus (#1,2)
原由子 :Keyboards , Chorus(#1,2)
関口和之 :Bass , Chorus(#1,2)
松田弘 :Drums , Chorus(#1,2)
野沢秀行 :Percussion , Chorus(#1,2)
女神達への情歌 (報道されないY型の彼方へ)
Oh! クラウディア (Live in YOKOHAMA STADIUM)
映像作品
1989年 4月12日 発売。LD盤のみ発売元はパイオニアLDC となる。
背景(映像作品)
シングルのミュージック・ビデオを収録した作品を発売するのは「匂艶 THE NIGHT CLUB 」以来である。上記のビデオシングルとして、同時発売。VHS ・VHD ・20cmLD (LDシングル)で発売。現在もDVD化されていない作品である。ジャケットもCDシングルと大方同じ。CDシングルの収録曲に加え、前年のシングル「みんなのうた 」も収録している。
なお、自身の映像作品でオリコンチャート 1位を獲得するのは初である[ 8] 。
収録曲(映像作品)
女神達への情歌 (報道されないY型の彼方へ)
Oh! クラウディア (Live in YOKOHAMA STADIUM)
みんなのうた
脚注
出典
外部リンク
シングル
映像作品
桑田佳祐 (ボーカル・ギター) | 原由子 (キーボード・ボーカル) | 関口和之 (ベース) | 松田弘 (ドラム) | 野沢秀行 (パーカッション) 元メンバー : 大森隆志 (リードギター) シングル
オリジナル
1970年代
1980年代
1990年代
90年 91年 92年 93年 95年 96年 97年 98年 99年
2000年代
2010年代
配信
アルバム
楽曲 企画作品 ライブ 出演 関連項目
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