奈良県立美術館(ならけんりつびじゅつかん)は、奈良県奈良市にある美術館。
風俗史研究家・日本画家の吉川観方から寄贈された近世日本画、浮世絵、美術工芸品のコレクションを基礎に、1973年開館した。後に、同じく近世日本絵画や浮世絵などからなる由良哲次のコレクション、奈良県出身の工芸家・富本憲吉の作品コレクション、具体美術協会の他、日本の戦後現代美術のコレクターであった大橋化学工業株式会社社長・大橋嘉一のコレクションを収集した。2018年現在、所蔵品は4,100点を超える。[1]
主な収蔵品
- 絵画
- 版画、浮世絵
- 書跡
- 豊臣秀吉― 豊臣秀吉朱印状 柘植左京亮宛(1590年)
- 陶芸
- 富本憲吉― 白磁八角壺(1932年)、磁器色絵円に花模様大角飾筥(1941年)、磁器赤地金銀彩羊歯模様蓋付飾壺(1953年)
主な施設
- 展示室1~9
- 会議室
- 講義室
- 図書室
- ブックショップ
- 休憩コーナー
建築概要
- 設計― 片山光生
- 竣工― 1973年
- 構造・規模― SRC造、地上2階・地下1階
- 敷地面積― 5,780m2
- 延床面積― 5,451m2
- 所在地― 〒630 奈良県奈良市登大路町10-6
交通アクセス
周辺情報
脚注・出典
- ^ “奈良県立美術館 概要・沿革”. 2018年7月11日閲覧。
- ^ 当館の他に入江泰吉記念奈良市写真美術館の3館で「奈良トライアングルミュージアムズ」を構成。
外部リンク
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