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この項目では、群馬県みどり市にあるわたらせ渓谷鐵道の駅について説明しています。かつて同名を称した両毛線の駅については「岩宿駅」をご覧ください。 |
大間々駅(おおままえき)は、群馬県みどり市大間々町大間々にあるわたらせ渓谷鐵道わたらせ渓谷線の駅である。駅番号はWK05。
歴史
開業当時は大間々町停車場と称した。足尾鉄道の開業に先立ち、大間々町南方の阿左美村字岩宿に両毛鉄道の大間々駅が設置されていたためである。大間々駅が所在地名である岩宿駅に改められた後、大間々町駅は現在の名称である大間々駅に改称された。
年表
駅構造
相対式2面2線のホームと、トロッコ列車「トロッコわたらせ渓谷号」の専用0番線ホーム1線(頭端式)を有する地上駅。木造駅舎を有する。わたらせ渓谷鐵道の中心駅であり、同路線の運行機能を管理するCTCが設置されている。駅舎と2番線ホームの間は跨線橋または構内踏切で連絡する。
下り間藤方面の列車はすべて1番線から発車する。上り桐生方面の列車に関しては2番線から発車するのが基本だが、当駅始発で1番線から発車する列車がある。トロッコわたらせ渓谷号が発着する0番線はホーム有効長が短く、客車の桐生寄り1両のみで乗降を行う。線路終端部にはディーゼル機関車機回し用のポイントがある。なお、桐生発着のトロッコわっしー号は他列車同様に1・2番線を使用する。
構内には本社と車両基地があり、当駅発着の列車と夜間の留置運用が設定されている。車両の連結・解放が行われる。
指令所があるため社員は終日配置されている。自動券売機設置。出札窓口では東日本旅客鉄道(JR東日本)両毛線内・東武伊勢崎線への連絡乗車券や企画乗車券を取り扱うほか、駅前有料駐車場利用券を扱っている。
駅本屋とプラットホームが登録有形文化財に登録されている[4]。
0番線ホームに隣接した駅前の駐車場には、わ89-100形101号車とわ89-300形302号車が連結した状態で保存されている。
のりば
番線 |
路線 |
方向 |
行先 |
備考
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0
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■わたらせ渓谷線
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「トロッコわたらせ渓谷号」専用のりば
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1
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下り
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間藤方面
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当駅始発の上り列車も使用
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2
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上り
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桐生方面
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配線図
桐生・大間々地区における鉄道路線の位置関係と配線
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凡例
出典:[6] |
利用状況
大型バス(貸切バス)の駐車が可能な駅であるため、観光シーズンは始発の桐生駅よりも当駅から乗車する乗客が多い。
当駅を始発とするトロッコ列車「わたらせ渓谷号」の運行日や、紅葉シーズンの時期になると9時から11時台の下り列車に乗車する観光客が多く、乗り場が朝の通勤ラッシュ並みに混雑することもある。利用客のほか、本社や車両基地・保線施設などもあるため、鉄道関係者の利用も多い。朝はJR両毛線に接続するための当駅始発の区間列車が運行されている。
朝や夕方は高校生のほか、大間々中学校に通う上神梅地区の中学生が当駅から下り方面の隣接駅・上神梅駅まで利用する。
1日の平均乗降人員は以下の通りである。[7]
年度
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1日平均人数
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2011年
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477
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2012年
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519
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2013年
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468
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2014年
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492
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2015年
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488
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2016年
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469
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2017年
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465
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2018年
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456
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駅周辺
隣の駅
- わたらせ渓谷鐵道
- ■わたらせ渓谷線
- 運動公園駅(WK04) - 大間々駅(WK05) - 上神梅駅(WK06)
文化財等
- 登録有形文化財 - 2009年(平成20年)11月2日登録
- 土木学会選奨土木遺産 - 2016年度(平成28年度)認定
- 駅本屋[5](わたらせ渓谷鐵道関連施設群の一部として)
脚注
関連項目
ウィキメディア・コモンズには、
大間々駅に関連するカテゴリがあります。
外部リンク