大門村(だいもんむら)は、埼玉県北足立郡に存在した村。
1956年(昭和31年)4月1日に同郡戸塚村、野田村と合併し美園村となったことで消滅した。
地理
埼玉県中央(北足立)地域の南東部に位置する。 旧村域の東側を綾瀬川が、西部の台地の縁を見沼代用水東縁がそれぞれ北から南に流れる。また村西側は芝川からも近い。綾瀬川に近い東部、見沼代用水・芝川に近い西部は沖積平野となっている。それに挟まれる中央部は、南北にのびる大宮台地鳩ヶ谷支台の上に位置する。
村を南北に日光御成街道(現在の埼玉県道105号さいたま鳩ヶ谷線)が貫いている。江戸時代、大門には日光御成街道の宿場である大門宿が置かれていた。
2011年(平成23年現在)におけるさいたま市緑区の東部南側、すなわち大門、下野田、北原、間宮、玄蕃新田及び東大門、並びに川口市北端部、すなわち差間、行衛及び北原台が、ほぼ旧村域にあたる。2001年(平成13年)、埼玉高速鉄道が開業に伴い終着駅として旧大門村域北部に浦和美園駅が開設されたが、駅名正式決定までの仮称は「浦和大門駅」であった[2]。
歴史
消滅以降の歴史については、美園村、緑区、川口市の項を参照のこと。
脚注
参考文献
関連項目