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この項目では、茨城県と千葉県の間の利根川に架かる橋について説明しています。鳥取県と島根県の間の境水道に架かる橋については「境水道大橋」をご覧ください。 |
境大橋(さかいおおはし)は、茨城県猿島郡境町と千葉県野田市関宿台町の間の利根川を渡る、主要地方道茨城県道・千葉県道17号結城野田線の橋である。
概要
日光脇街道上の茨城県西地区と千葉県北西部を結ぶ重要な橋の1つで、橋長569.9m、幅員7mの連続プレートガーダー橋である[1][2]。
1964年(昭和39年)2月12日に有料橋として供用開始[3]。1977年(昭和52年)10月20日に無料開放されると同時に、橋の管理は茨城県知事が行っている[2][4]。すぐ下流側には1973年(昭和48年)に完成の側道橋(境大橋歩道橋)がある。境町側の橋詰には国道354号と接続する変形交差点や道の駅さかい、さかいショッピングモール、温泉施設がある。野田市側には、関宿城を再現した千葉県立関宿城博物館や、利根川の水を江戸川ではなく銚子側に誘導し、江戸の水害防止や水運の便を図った堤防の棒出し跡がある。本橋の混雑緩和のため1990年(平成2年)、下流側に下総利根大橋が建設された。
構造
- 車道橋(往復2車線)
- 鋼桁橋×9 (9径間)
- 側道橋(歩行者専用橋)- 名称は境大橋歩道橋。車道橋のすぐ下流に架かっている。
- 鋼桁橋×9 (9径間)
隣の橋
- (上流) - 新利根川橋 - 利根川高架橋(首都圏中央連絡自動車道) - 境大橋 - 下総利根大橋 - 芽吹大橋 - (下流)
脚注
- ^ 境大橋1964-2-12 - 土木学会附属土木図書館
- ^ a b “境大橋の管理協定(昭和53年1月19日 茨城県告示第67号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 第6597号: p. p.7, (1978年1月19日)
- ^ “3代夫婦が渡りぞめ、境大橋、関宿橋開通、5千人の旗行列も”. 朝日新聞 (朝日新聞社): p. 朝刊 千葉版. (1964年2月12日)
- ^ “道路の供用開始(昭和39年2月12日 茨城県告示第190号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 号外: p. p. 1, (1964年2月12日)
関連項目
外部リンク
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利根川 | |
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- 和戸橋
- 万願寺橋
- 鎌倉橋
- 古利根川橋梁(東武日光線)
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