2002年、日本英文学会第25回新人賞佳作受賞 (“The Spread of the s-Plural in Early Middle English: Its Origin and Development.” Studies in English Literature 79.2 (2002): 123-42.) 。
2010年、日本中世英語英文学会松浪奨励賞(佳作)受賞 (The Development of the Nominal Plural Forms in Early Middle English. Tokyo: Hituzi Syobo, 2009.) 。
2013年、近代英語協会優秀学術奨励賞受賞 (“The Diatonic Stress Shift in Modern English.” Studies in Modern English 29 (2013): 1-20.) 。
人物
1975年東京生まれ。三児の父。大学時代に一年間休学し、バックパッカーとして世界各地を歩くなかで、英語という言語が世界で意外と通じないということに気づく。帰国後、机上の勉強が恋しくなり、大学院へ進学。英語の不可解な振る舞いを理解し、それを人生の知恵とするためには、英語の歴史の知識が不可欠であると確信するに至る。人生で初めて英語に触れた瞬間から、日本語にはない英語の名詞の複数形という現象に取り憑かれ、2009年に The Development of the Nominal Plural Forms in Early Middle English を出版。同研究は今も進行中[1]。
khelf(慶應英語史フォーラム)の主催者として英語史の研究・教育・啓蒙活動を展開。
英語史に関する話題を提供するブログ「hellog~英語史ブログ」を運営。2009年5月1日より毎日欠かさず更新している。ブログタイトルの「hellog」は「History of the English Language Blog」を略したものである[2]。