和歌山県立南部高等学校(わかやまけんりつみなべこうとうがっこう)は、和歌山県日高郡みなべ町に所在する公立高等学校。地元の農業を支えているほか、高校野球やレスリング等のスポーツでも実績のある高校である。また、梅干し・梅酒などの原料として人気を博する南高梅(なんこううめ)の発祥の地であり、その名前の由来ともなったと言われている。通称は南高(なんこう)。
設置学科
- 普通科
定員120名、3クラス。うち1クラスは平成6年度より進学コース。
- 食と農園科
定員120名、3クラス、3コース(園芸、食品加工、食文化探求)。2017年新設。
過去の学科
- 生産技術科・園芸科
- それぞれ定員40名、1クラス。平成9年度より農進コースが設置されていた。
- 生産技術科は食品の製造方法、化学分析、流通等について学び、園芸科は農業技術の習得および情報処理について学ぶ。
- 服飾デザイン科
定員40名、1クラス。
服飾デザイン、被服製作、情報処理を履修
教育目標
- 生命の尊厳
- 健康な心身の育成
- 公民性の涵養
- 学力の向上
- 人権教育・国際理解教育の推進
沿革
- 1948年(昭和23年) - 紀南農業学校(1904年創設)と紀南高等女学校(1925年創設)が合併して、普通科、農業科、園芸科で創立。
- 1951年(昭和26年) - 家政科を新設。
- 1956年(昭和31年) - 和歌山県立日高高等学校山路郷分校を龍神分校として移管。
- 1957年(昭和32年) - 運動場拡張。
- 1966年(昭和41年) - 各種特別教室・農地等完工。
- 1967年(昭和42年) - 本館・特別教室等完工。
- 1980年(昭和55年) - 第三棟完工。
- 1981年(昭和56年) - 寄宿舎完工。
- 1984年(昭和59年) - 新体育館(2,079m2)竣工。
- 1993年(平成 5年) - 家政科を募集停止し、服飾デザイン科を新設。
- 1995年(平成 6年) - 大規模改修工事等完工。農業科募集停止。生産技術科を新設。
- 2003年(平成15年) - 寄宿舎等改修工事完工。
- 2004年(平成16年) - (紀南農業高校から数えて)創立100周年記念事業(学友会館・クラブハウス建設)、記念式典挙行。
- 2017年(平成29年) - 生産技術科・園芸科・服飾デザイン科の募集停止。統廃合の上、食と農園科を新設。
- 2019年(平成31年)3月 - 生産技術科・園芸科・服飾デザイン科閉科。
学校長
- 原田武俊(~平成14年度)
- 畑崎周定(平成14年度~)
- 澤竹孝幸(平成20年度~)
- 緒方政仁(平成22年度~)
- 森順(平成24年度~)
- 浜野仁孝(平成27年度~)
- 神藤恭光(平成31年度~)
硬式野球部実績
全国高等学校野球選手権大会
選抜高等学校野球大会
その他実績
姉妹校
- 済南第一中学校(中国・山東省)
- 済南農業学校(上に同じ)
その他交流のある学校
アクセス
著名な出身者
関連項目
外部リンク