剣山 (北海道十勝総合振興局)
剣山(つるぎさん)は、北海道の上川郡清水町と河西郡芽室町の2町にまたがる標高1,204.9mの山である。山頂には二等三角点「江遠念」が設置されている[1]。 概要日高山脈北部の芽室岳から東側に伸びる尾根上に位置する山で、剣のように鋭く切れ落ちた山容が特徴的である。山麓には剣山神社が鎮座しており、山頂には剣が祀られている。 かつてはアイヌ語名「エエンネエンヌプリ」と呼ばれており、「頭の尖った」を意味する「e- en」を2回繰り返すことで強調していると考えられている[2]。また一部では「エエンチエンヌプリ」と書かれたこともあったが、当時は「エエン子エンヌプリ」と表記されていたことから「子」が「チ」に誤って読まれたのが原因と言われている[2]。 登山剣山神社からの登山道が整備されているが、道中はロープや梯子が多い。一の森や二の森のほか、不動岩や母の胎内と呼ばれる巨岩があり、道中は岩地形を楽しみながら登ることができる。剣山神社には剣山山小屋(無人)が設置されている。 脚注
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