『再会の時』(さいかいのとき、The Big Chill) は、1983年のアメリカ合衆国のコメディドラマ映画。監督はローレンス・カスダン、出演はトム・ベレンジャーとグレン・クローズなど。
大学時代の友人たちが10数年ぶりに再会して卒業後の生活を語り合う姿を、彼らの学生時代である1960年代のボピュラーソングとともに描いている[1]。
ストーリー
ハロルド・クーパー(ケヴィン・クライン)と妻のサラ(グレン・クローズ)はミシガン大学の同窓生で、現在はリッチモンドで暮らしている。ハロルドが子供を風呂であやしていると電話がかかり、サウスカロライナ州にある彼らの別荘で、友人のアレックスがバスタブで手首を切って自殺をしたことを知らされる。
アレックスの葬儀でハロルドとサラは大学時代の友人たちと15年振りに会う。有名なテレビ俳優であるサム(トム・ベレンジャー)、アトランタで弁護士をしているメグ(メアリー・ケイ・プレイス)、ピープル誌の記者のマイケル(ジェフ・ゴールドブラム)、ベトナム帰還兵でかつてラジオ番組のホストを務めていたニック(ウィリアム・ハート)、広告会社の重役を夫にもつカレン(ジョベス・ウィリアムズ)らだ。葬儀にはアレックスの恋人のクロエ(メグ・ティリー)も参列していた。カレンはオルガンでローリング・ストーンズの「無情の世界(You Can't Always Get What You Want)」を弾く。
別荘に戻ると、ハロルドは友人たちに向かって週末をここで過ごさないかと誘う。カレンの夫のリチャード(ドン・ギャロウェイ)はカレンを残して去り、8人の共同生活が始まる。
キャスト
音楽
使用された主な音楽は以下のとおりである。
エピソード
作品の評価
映画批評家によるレビュー
Rotten Tomatoesによれば、批評家の一致した見解は「『再会の時』は素晴らしいキャスト、ほんのわずかの鋭い洞察、その10年間で最高の映画サウンドトラックの1つで世代の高まる倦怠感を捉えている。」であり、38件の評論のうち高評価は68%にあたる26件で、平均点は10点満点中6.19点となっている[5]。
Metacriticによれば、12件の評論のうち、高評価は8件、賛否混在は3件、低評価は1件で、平均点は100点満点中61点となっている[6]。
受賞・ノミネート
出典
外部リンク
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