八波 一起(はっぱ いっき、1955年7月20日[1][2] - )は日本の男性司会者、タレント。本名、坪田 秀之(つぼた ひでゆき)[1]。父親は、脱線トリオのメンバーであったコメディアンの八波むと志[1]。
東京都出身[1]。日本大学経済学部卒業[1]。プロダクション・タンク所属[1]。
来歴
1975年、大学2年の時に[3]東宝現代劇に入団[1]。
1980年よりテレビ朝日『モーニングショー』のサブ司会者として活躍[1]。OH!相撲(テレビ朝日)、『てれび夢組』(フジテレビ)などにも出演し、テレビ司会者として茶の間の人気を得る。
1993年スタートの『八波一起のTVイーハトーブ』(製作:東日本放送、テレビ朝日系東北地区ネット)では司会を10年以上務め、2004年3月27日の最終回では愛着のある東北との別れに涙を見せた。
そのほか、MXテレビ『東京NEWS』内「スクエア1200・あなたの街から生中継」のキャスターとして、「チェック・イン!」(「ズームイン!!朝!」のズームインポーズに酷似)やエンディングの“行ってらっしゃいコール”が名物となった。
舞台俳優業やプロデュースも行っている。『ふるさとCM大賞』では秋田、山形、福島の3県で司会を務めたり、神輿担ぎの会「八波会」を主宰するなど、東北との縁も続いている。また、不定期で通販番組の司会も務めている。
俳優としてはNHK大河ドラマ『篤姫』で松本藩主、松平光則(戸田光則)役を演じた。
人物
『モーニングショー』で共演した清水由貴子とは20年来の付き合いだった。共演以来、毎年、年賀状を送り合っていたが、2009年だけ清水からの年賀状が来ず心配していたところ、清水の自殺の訃報が入り、大変なショックを受けたという。『スーパーJチャンネル』のインタビューでは、2008年の清水からの年賀状にあった「八波さん、今年も元気でいて下さいね!」という文章が妙に印象に残っていると語り、「今思うと、あれが彼女の遺言のようなものだったのかも知れない」と述べた[4]。
40歳で合気道を始め、43歳で初段取得。45歳からは弓道を始め、現在四段[5]。
出演
バラエティ番組・その他
報道・情報・ワイドショー番組
テレビドラマ
- 必殺仕事人 第34話「釣技透かし攻め」(1980年1月11日、ABC / 松竹) - 新三 役
- 木曜ドラマ ある晴れた日に(1982年、テレビ朝日)
- 狩矢警部シリーズ 第2作「京都弓道殺人事件」(2006年5月1日、TBS) - 審査員 役
- 大河ドラマ 篤姫(2008年、NHK) - 戸田光則 役
- 花の誇り(2008年12月20日、NHK)
- 鉄道捜査官 第10作「わたらせ渓谷鉄道 死を呼ぶ片道切符!不死身の男を殺した無人駅殺人トリック!!」(2009年5月30日、テレビ朝日) - 伊東(群馬県警桐生中央警察署 警部) 役
映画
著書
出典
外部リンク
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