一般社団法人全日本女子野球連盟(いっぱんしゃだんほうじん ぜんにほんじょしやきゅうれんめい)は、日本の女子硬式野球における統括団体。中学、高校、大学、クラブのカテゴリーにおける団体が加盟し、女子野球日本代表の編成や派遣、大会を主催する。略称はWBFJ。
概要
世界野球ソフトボール連盟(WBSC)が主催する女子野球ワールドカップに派遣する女子野球日本代表(愛称:マドンナジャパン)を編成・強化し派遣する[1]。
以前はIBAF女子野球ワールドカップ(国際野球連盟が主催)および女子野球世界大会(国際女子野球協会が主催)に派遣する女子硬式野球日本代表チーム(チーム・エネルゲンの愛称で呼ばれた)の編成・育成をしていたが、2016年に両大会はWBSCの主催するWBSC女子野球ワールドカップに統合された。
沿革
- 1999年2月 - アメリカ・フロリダで開催される春季全米大会に日本代表チーム(第1期チーム・エネルゲン)を派遣すべく、任意団体として「全日本女子硬式野球チーム実行委員会」を組織[2]。
- 2002年4月 - 「日本女子野球協会」と改組。
- 2003年3月 - 特定非営利活動法人(NPO法人)の認可を富山県より受ける。
- 2004年4月 - 日本野球連盟への加盟が承認。全日本野球会議の構成団体の一員になる。
- 2004年7月 - 国際野球連盟(IBAF)主催のIBAF女子野球ワールドカップ(カナダ・エドモントン)に女子硬式野球U-18日本代表チームが出場し、準優勝。
- 2005年8月 - 全日本野球会議普及振興委員会の協力で、第1回全日本女子硬式野球選手権大会を実施(参加チームは、高校5、一般11)。
- 2006年4月 - 女子野球日本代表が全日本野球会議の代表派遣事業として承認される。
- 2006年7月 - 第2回IBAF女子野球ワールドカップ(台湾・台北)に女子野球日本代表チームが出場。
- 2006年10月 - 市原市長杯第1回全日本女子硬式クラブ野球選手権大会を実施。
- 2008年8月 - 第3回IBAF女子野球ワールドカップを初めて自国開催し(愛媛県・松山市)、初優勝を遂げる。
- 2014年4月 - NPO法人の解散を決定し、「全日本女子野球連盟」と改組。一般社団法人となる。
- 2023年3月 - 全日本野球協会(BFJ)に加盟する[3]。
運営構成
下位組織
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公式サイト記載順(2024年7月現在)
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プラチナスポンサー
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オフィシャルボールサプライヤー
オフィシャルシステムパートナー
オフィシャルクリエイティブパートナー
女子野球タウン
歴代代表理事(会長)
関連項目
脚注
外部リンク