伊藤 慎(いとう まこと、1975年4月6日[1][2] - )は、日本の元俳優、元スタントマンである。東京都出身。レッドアクションクラブ、タケシレーシングに所属していた。本名同じ。
仮面ライダーシリーズをメインとした特撮番組のスーツアクターとしても活躍していた。
略歴
子役時代の1988年、『じゃあまん探偵団 魔隣組』で運動神経抜群な魔隣組メンバー・江川ノボル役を演じた。
その後、新堀和男主宰のレッドアクションクラブに入団。クラブ内における真摯な態度が買われ、1995年に『超力戦隊オーレンジャー』でマシン獣役を演じた。
その後も怪人役を演じていき、2001年『仮面ライダーアギト』でヒーロー側のスーツアクターデビューをする。仮面ライダーシリーズではG3、ナイト、カイザ、カリス、ザビーおよびガタック、ゼロノスなどNo.2のライダーの役を多く演じているが、2005年の『仮面ライダー響鬼』には主役ライダーを担当した。またダンキ役で俳優として出演もしている。
2001年に結婚し、2児の父親である。
2005年、『劇場版 仮面ライダー響鬼と7人の戦鬼』の浜辺での撮影中、特殊な素材のスーツだったため、標準的な物より伝熱が早く、現場での位置の判断を誤り、爆発のシーンで下半身に火傷を負ってしまった。
2008年、12年間在籍したレッドアクションクラブを退団。活動の場を広げるべくタケシレーシングへ移籍し、バイク・カースタントを勉強することとなった。レッドアクションクラブでの出演は『劇場版 仮面ライダー電王&キバ クライマックス刑事』が最後となったが、タケシレーシング移籍後『劇場版 さらば仮面ライダー電王 ファイナル・カウントダウン』でスーツアクターとして再復帰し、その後もスタントの仕事をメインに、時折スーツアクターとして仮面ライダーシリーズ、スーパー戦隊シリーズ、ウルトラマンシリーズなどに参加している。
2014年、Twitter(現:X)上でスーツアクター、スタントマンとしての引退を表明、現在は柔道整復師の資格を取得。整形外科リハビリテーション科で勤務。将来は整骨院の開業を考えている。
2021年1月22日に発売された『ドゲンジャーズ Blu-ray 特装版』の特典映像として制作されたスピンオフにて、グレイトA役でスーツアクター復帰。
出演
テレビ
- 顔出し
- スタント・スーツアクター
映画
- 顔出し
- スタント・スーツアクター
オリジナルビデオ
- 顔出し
- スタント・スーツアクター
舞台
- ヒーロー(2011年5月20日 - 22日、高円寺明石スタジオ) - アニマルA、管野慎二 役
- ヒーロー2…ありがとう(2012年3月29日 - 4月1日、シアターKASSAI) - アニマルA、管野慎二 役
CM
- 顔出し
- スタント・スーツアクター
PV
ゲーム
イベント
脚注
参考文献
外部リンク