『今夜復活・紅白歌のベストテン』(こんやふっかつ・こうはくうたのベストテン)は、1994年3月31日に日本テレビ系列の『木曜スペシャル』で生放送された特別番組(歌謡番組)である。
概要
昭和44年(1969年)から昭和56年(1981年)まで11年半放送された『紅白歌のベストテン』の同窓会・復活スペシャル。紅白に分かれたゲスト歌手が当時のヒット曲で対戦する。「ウソ発見器」「応援合戦」のほか、当時の懐かしい映像で送る[1]。
1973年から21年続いた『木曜スペシャル』の最終回[2]となった回の放送で、かつて放送された『NTV紅白歌のベストテン』を1夜限りの復活として行った番組。番組にはかつてオリジナル版に出演した歌手が登場、更に(一部を除く)歴代のキャプテンも出演し、かつての名台詞も披露、そして過去の名場面を見せるという、最終回に相応しい内容となった。
なお、公開場所はオリジナル版の渋谷公会堂ではなく、後楽園ホールとなった[3]。
放送時間
木曜19:00 - 21:24(JST)
出演者
総合司会
- 徳光和夫 - かつてオリジナル版で「ベストテン本部」(NTVスタジオ)に居た。
白組キャプテン
紅組キャプテン
※2代目の倍賞美津子と6代目の榊原郁恵は不参加。また大場は冒頭では登場せず、途中から出演した。
その他
- 小林完吾(当時:日本テレビアナウンサー) - かつてオリジナル版で、「ウソ発見器」コーナーのナレーションを務めた(「Mr.コンピュータ」名義)。
- コロッケ
- 小堺一機
踊り
出場歌手
研ナオコとフィンガー5は実際に出演はしていたものの、研については喉のポリープのため歌えず、フィンガー5は晃と正男が出演して当時のことを語るだけのみとなった。途中参加した大場久美子は歌を披露しなかった。
オープニング
- オープニングは、「堺・岡崎」時代まで( - 1979年3月)のパターンを継承、ただしオリジナル版は、冒頭幕が閉まった状態で双方のキャプテンが登場し、コント→タイトルコール→幕開け&テーマソングとなっていたのに対し、当番組では幕無しのまま、いきなりキャプテンが登場、その後総合司会の徳光が登場してやりとりがあった後、タイトルコール後は双方から歌手やザ・バーズが入場するという演出だった。
最終審査
- 最終審査は、オリジナル版では「ベストテン本部」で視聴者代表からの電話審査だったが、当番組では観客に紅白のどちらかの札を上げて行うという、『NHK紅白歌合戦』と同形式の審査で行った。紅組勝利で終わった。
テーマソング
「紅白歌のベストテンのテーマ」
- 作詞:阿久悠/作曲:山本直純
- 当番組では歌手の入場の際、歌詞をテロップで表示した。これはオリジナル版の「堺・倍賞」時代( - 1970年9月)まで行っていたが、その後は行わなかった。
脚注
- ^ 1994年3月31日付の「東京新聞」15面の「番組紹介」欄より。
- ^ 厳密には土曜19:00 - 20:54に移動して、『スーパースペシャル』となる。
- ^ なおオリジナル版も、開始当初の1970年3月までは後楽園ホールで行われていた。
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