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この項目では、元サッカー選手について記述しています。銀行家の同名の人物については「中村和哉 (銀行家)」をご覧ください。 |
中村 和哉(なかむら かずや、1961年9月28日 - )は、大阪府出身の元サッカー選手、サッカー指導者。現役時代のポジションは、ゴールキーパー(GK)。
来歴
1983年に読売クラブへ入団。この年の読売は、前年度まで所属していた二人のGK(高田喜善、中山良夫)が揃って退団し、新人GKのみという異例の事態にあったが、中村はリーグ戦全試合にフル出場して読売の日本サッカーリーグ(JSL)初優勝に貢献し、新守護神としての座を確固たるものとした。翌1984年は監督のルディ・グーテンドルフがユーゴスラビアから招聘したGKヴィエラン・シムニッチとのポジション争いになったが、シムニッチの出場は開幕戦の1試合に留まり、中村は残る17試合全てでゴールマウスを守ってリーグ戦二連覇を果たした。1985年に藤川孝幸が台頭し、1986年に後の日本代表GK菊池新吉が入団すると次第に出場機会は減少したが、その後もバックアッパーとして読売GK陣を支え続けた。
引退後は指導者の道へ進み、東京ヴェルディのアマチュアチームなどを指導。1999年には日本女子代表でGKコーチを務めた。2010年、東京Vのスタッフを退任[1]。
2012年、SC相模原のGKコーチに就任。また、この年は層の薄かったGKの補充要員として出場選手登録もされ、50歳での「現役復帰」となったが、公式戦に出場することはなかった。翌年以降は選手登録を解除され、本職であるコーチ専任となった。
所属クラブ
個人成績
その他の公式戦
指導歴
脚注
関連項目