下野新聞(しもつけしんぶん)は、栃木県の地方新聞。株式会社下野新聞社が発行している。1878年(明治11年)創刊。毎日新聞社と資本・協力関係にある[注 1]。
概要
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朝刊のみの発行で、発行部数は約27万部(日本ABC協会調べ)。栃木県内の普及率は4割を超え、全国紙を抑えて最も購読されている。
関東地方の地方紙としては群馬県の上毛新聞と共に、全国紙を上回るシェアを持つ数少ない新聞である[1]。販売・配達エリアは栃木県内全域と隣接する茨城県結城市の一部など。
1878年に栃木(現・栃木市)の万象堂が発行した「杤木新聞」が始まりで、県内他新聞との合併を行いながら6年余り発行される。その間には田中正造らが編集者として名を連ねている。1884年3月に「下野旭新聞」を発行していた『鶏鳴社』と合併し、本拠地を宇都宮へ移転、同日付より現題名となった。当初は1884年3月に現在の題字になった年を創刊とみなしていたが、上記の事情で2006年6月1日付けに旧栃木新聞が創刊した1878年を創刊とみなし、この日の紙齢は前記・1884年からの号数「42338号」に、初代栃木新聞の合計号数「781号」を追加した「43019号」として発行した。よって「42339号-43018号」は存在しないことになる。
1941年に経営難から東京日日新聞(毎日新聞東京本社の前身)の支援を受ける一方、一県一紙の国策で栃木県の代表紙となり県内の他新聞社を吸収している。2006年4月より紙面製作は宇都宮市の本社で行い、印刷は本体から分社した下野新聞印刷センター(鹿沼市)で行っている。県域紙マスメディアとして栃木県内での影響力は大きく、県域テレビ「とちぎテレビ」・ラジオ局「栃木放送」、「エフエム栃木」の設立にも大きく関与している。
沿革
本社
栃木県宇都宮市昭和一丁目8番11号
支社・総局・支局
出典 : 支社・総支局住所一覧 - 下野新聞 公式ホームページ
番組表(2024年6月現在)
最終面
中面
なお、FM補完中継局の周波数は栃木放送の宇都宮局を除き掲載していない。また、テレ玉は1995年4月1日から掲載していたが2011年頃に掲載を終了した。
栃木新聞時代の補足
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第1次
- 1878年6月1日 - 11月2日(計37号)
- 題字は「杤木新聞」、発行所は栃木(現・栃木市)の万象堂、月8回刊。紙面にははっきり書いてないが、交付式新聞(県が発行代金の一部を負担するかわりに、県の命令などを知らせるための記事も載せた新聞)だったと考えられている。[要出典]
- 1879年8月2日 - 1882年7月31日
- 発行所は共進社、隔日刊。田中正造が編集長になり、紙面上で国会の設立を訴える。足利新報との合併準備のため1882年7月31日付を最後に休刊した。なお、田中正造は合併に反対し、合併前の1882年5月に退社している。ただしこれは田中の記述を元にしており、他の関係者の記述では、田中は退社後も合併準備のために走り回り、第3次栃木新聞の発刊を見届けるところまで関係していたともいう。
- 1882年9月2日 - 1884年2月21日
- 足利(現・足利市)の足利新報と対等合併。発行所名は足利新報の旭香社を引継ぎ、題字は栃木新聞を継承した。宇都宮で「下野旭新聞」を発行していた鶏鳴社との合併・移転準備のため1884年2月21日付で休刊。なお「下野旭新聞」についてはほとんど記録がないが、発行回数などはあまり多くなかったらしい。[要出典]
関連事業・イベント
- 下野新聞模擬テスト[4]
- 下野教育書道展
- 下野教育美術展
- 下野新聞小学生読書感想文コンクール
- しもつけスケッチコンクール
- 下野奨学会
- 下野新聞ハウジングセンター
- 下野新聞NEWS CAFE
- 栃木県少年サッカー大会(栃木放送と共催)
関連会社
脚注
注釈
- ^ ただし、記事交流はなく、ホームページのリンク等にも毎日新聞社へのリンクはない。これは同じく毎日新聞と資本、協力関係にある福島民報も同様である
出典
関連項目
外部リンク
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脚注
- 1JNN加盟局における友好会社としての関係(主要な局のみ掲載)
- 2マスメディア集中排除原則において「支配」に当たる10%を超える議決権を有している局
- 3グループ会社
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