上野 隆紘(うえの たかひろ、1941年〈昭和16年〉12月18日 - )は、日本のアナウンサー。元中国放送(RCC)アナウンサー。忠犬ハチ公の飼い主である上野英三郎の親戚にあたる。血液型はA型。
略歴
三重県津市(旧:久居市)出身。日本大学芸術学部放送学科卒。ラジオ三重(かつて存在した三重県の放送局。現在の東海ラジオ放送の前身)で局アナを務めた後、1965年中国放送(当時はラジオ中国)に入社[1]。現場にこだわり約30年間にわたって広島市民球場から広島東洋カープの模様をラジオ・テレビの視聴者に届けた[1]。ラジオ・テレビの実況の回数はRCC最多記録であり、1975年、カープが初優勝した時のラジオ実況も務めた。広島市民球場は昔はグラウンドの水はけが悪く、大雨の日に実況席の入口まで浸水することもあり、解説を務めたカープ初代監督・石本秀一をおんぶして浸水してないところまで運んだこともある[1]。広島県人にとってはダミ声でお馴染みだった。
代表的な担当番組として、「なんでもジョッキー」、また「三度のメシより上野隆紘」があり、後者は歴代のRCCのラジオ番組最多のリスナーを抱える番組になった。この記録は2011年1月現在更新されていない。
2003年4月からは、平成ラヂオバラエティごぜん様さまにてパーソナリティを務めた。2010年4月からは月・火は勝さやか、水曜は世良洋子元アナと出演していた。2012年3月をもって“卒業”した[2]。
2012年7月5日のごぜん様に電話で出演し、現在は千葉県千葉市在住であるという[3]。
人物・エピソード
- トレードマークはテレビ出演を機会に伸ばし始めたヒゲとバンダナ。史跡探訪とお酒を愛する。
- 現在のようにワイドショー色が強くなく、地方ロケ中継が番組の柱であった最初期の「アッコにおまかせ!」にレポーターとして出演したことがある。
担当番組
ラジオ
テレビ
脚注