三河湾三河湾(みかわわん)は、愛知県にある湾であり、広義の「伊勢湾」に含まれる場合がある[1]。 地理範囲一般的には知多半島と渥美半島に囲まれた水域を指すが[2]、法令等では伊勢湾との境界等をもって定められるが定義が異なる。
支湾国土交通省(外局の海上保安庁の書誌など)や愛知県水産試験場の水域の表現では三河湾を渥美湾と知多湾に分けているが、環境省関係の水域の表現では三河湾を渥美湾と衣浦湾に分けている[2]。 主な港重要港湾
地方港湾漁港→詳細は「日本の漁港一覧 § 愛知県」を参照
主な流入河川主な島有人離島無人島主な岬観光施設など環境保全湿地六条潟や汐川干潟などの生物多様性に富んだ湿地の保護活動が取り組まれている。2001年12月に環境省により三河湾が、日本の重要湿地500に選定された[3]。 水質三河湾は閉鎖性水域であるため、海洋汚染が懸念されている[4][5]。 三河湾の水質は、排水規制などにより改善が進められてきたが、一方で2000年代に入るとノリやアサリの漁獲量が減少。水産資源減少の理由の一つとして栄養塩不足が考えられたことから、2022年度より湾内に2箇所存在する下水浄化センターの放流水に含まれる窒素、リンの量を国の上限値まで引き上げる社会実験が行われることとなった[6]。 災害将来、発生が予想される南海トラフ巨大地震では、田原市で最大7m、他の市町村でも4-5m程度の高さの津波が到達することが予想されている[7]。 脚注
関連項目
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