レッドアリオン
第46回マイラーズカップ表彰式 (2015年4月26日)
欧字表記	Red Arion[1]
品種	サラブレッド[1]
性別	牡→騸[1]
毛色	鹿毛[1]
生誕	2010年2月28日[1]
死没	2023年7月24日（13歳没）
抹消日	2017年6月2日[2]
父	アグネスタキオン[1]
母	エリモピクシー[1]
母の父	ダンシングブレーヴ[1]
生国	日本（北海道えりも町）[1]
生産者	エクセルマネジメント[1]
馬主	（株）東京ホースレーシング[1]
調教師	橋口弘次郎（栗東） →橋口慎介（栗東） →奥村武（美浦） [1]
調教助手	甲斐純也（橋口厩舎）[3]
競走成績
生涯成績	40戦7勝[1]
獲得賞金	2億5498万5000円[1]
勝ち鞍 GII マイラーズカップ 2015年 GIII 関屋記念 2015年
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レッドアリオン（欧字名:Red Arion、2010年2月28日 - 2023年7月24日）は、日本の競走馬^[1]。主な勝ち鞍に2015年のマイラーズカップ、関屋記念。

馬名の由来は、冠名＋ギリシャ神話に登場する天馬「アリオン」から^[4]。

• 特記事項なき場合、本節の出典はJBISサーチ^[5]

2012年9月17日、阪神競馬場での2歳新馬戦でデビューし、2着。5戦目で初勝利をおさめ、これが管理する橋口弘次郎にとって通算900勝目の勝利であった^[6]。3歳初戦となったシンザン記念を5着、次走アーリントンカップを3着とし、自己条件のフローラルウォーク賞で2勝目を挙げる。続く、ニュージーランドトロフィーはクビ差の2着、NHKマイルカップは4着。夏の休養を挟み、秋はポートアイランドステークスから始動して4走するもリゲルステークス2着が最高の成績にとどまった。4歳初戦ニューイヤーステークスは中団から抜け出し、2馬身差で勝利、3勝目を挙げる^[4]。続く3戦未勝利ののち準オープンクラスに降級するが、降級初戦となった西宮ステークスを勝利し、再びオープンに昇級。富士ステークスは3着となったが、続く2戦、マイルチャンピオンシップは14着、リゲルステークス8着と振るわなかった。

5歳初戦、2015年2月の洛陽ステークスを好位からの競馬で勝利を挙げると^[7]、次走マイラーズカップでサンライズメジャーをクビ差差し切り、重賞初制覇を飾った^[8]。続く安田記念、中京記念はともに8着に終わるが、8月の関屋記念は逃げ切りの競馬で重賞2勝目、兄のクラレントに続く兄弟制覇を達成した^[9]。京成杯オータムハンデキャップは16着に終わったが、2015年のサマーマイルシリーズでは12ポイントを得て、同じく12ポイントを獲得していたスマートオリオンとともに王者となった^[10]。それ以降は5着以内の成績を挙げることなく、また橋口弘次郎の定年による厩舎解散で橋口慎介厩舎に転厩し、さらに美浦の奥村武厩舎に転厩し去勢手術をしてセン馬となるが奥村厩舎所属としては1走もしないまま、2017年6月2日付で競走馬登録を抹消された^[2]。

引退後は乗馬に転身し、TCC Japanの「ウマシェア」対象馬となる。乗馬としてのリトレーニングも開始したが、現役中の去勢手術後から見られた陰嚢を気にするそぶりが収まらず、また睾丸跡の嚢胞の腫れがひどくなったため鹿児島大学で手術が行われ、手術後は鹿児島大学馬術部で繋養ののち、2019年に薩摩川内市の乗馬クラブMaster Horseに移動した^[11]。

2023年7月24日、長年の前脚への負担からくる蹄葉炎のため、死亡した^[11]。13歳没。

以下の内容は、JBISサーチ^[5]およびnetkeiba.com^[12]に基づく。

• 全兄にリディル（デイリー杯2歳ステークス、スワンステークス）、半兄にクラレント（デイリー杯2歳ステークス、関屋記念、エプソムカップなど）、半弟にサトノルパン（京阪杯）^[14]。

• 競走馬成績と情報 netkeiba、スポーツナビ、JBISサーチ、Racing Post