レウコスは、ルーシー・ミッションの研究者によってD型小惑星に分類されている[5]。木星のトロヤ群は、大多数を占めるD型小惑星と、C型小惑星、始原的なP型小惑星で構成されている。2013年春、カリフォルニア州の太陽系研究センター (Center for Solar System Studies, CS3) の天文学者ロバート・スティーブンスとダニエル・コーリーによる0.35/0.4メートルのシュミットカセグレン式望遠鏡を用いた測光観測で得られた光度曲線から、レウコスの自転周期は513.7 時間という極めて長いものであるとする研究結果が発表された。非主軸回転 (NPAR) を示す証拠は見つかっていない[6]。2018年に発表された研究結果では、445.732 時間と若干短くはなったものの、長い自転周期を持つことを支持するものであった[7]。
^French, Linda M.; Stephens, Robert, D.; Coley, Daniel R.; Wasserman, Lawrence H.; Vilas, Faith; La Rocca, Daniel (2013-10). “A Troop of Trojans: Photometry of 24 Jovian Trojan Asteroids”. The Minor Planet Bulletin40 (4): 198–203. Bibcode: 2013MPBu...40..198F. ISSN1052-8091.
^Buie, Marc W.; Zangari, Amanda M.; Marchi, Simone; Levison, Harold F.; Mottola, Stefano (2018-05-17). “Light Curves of Lucy Targets: Leucus and Polymele”. The Astronomical Journal (American Astronomical Society) 155 (6): 245. Bibcode: 2018AJ....155..245B. doi:10.3847/1538-3881/aabd81. ISSN1538-3881.