ランヴィール(英語: INS Ranvir)は、インド海軍の保有する駆逐艦(Destroyer)である。艦番号はD54。
概要
ランヴィルは、インドからの発注に基づきソ連で建造された61-ME 設計の4番艦であった。
工場番号2204艦は、1981年10月24日にウクライナ・ソビエト社会主義共和国ニコラーエフの61人のコミューン参加者記念工場で起工、1983年3月12日に進水した。同年4月11日には、一時的にソ連海軍に編入され、トヴョールドィイ(Твёрдый)と命名された。これは、「固い、不動の、不屈の」といった意味を持つロシア語の形容詞である。1985年12月30日に竣工すると、トヴョールドィイは赤旗受賞黒海艦隊に配備された。その後、海上公試などを実施した。
1986年4月21日にはソ連海軍を除籍となり、インドへ引き渡された。インドにおいては、ランヴィールと改称の上ムンバイに配備された。
本艦と5番艦ランヴィジャイは新造時よりガトリング機関砲AK-630とMR-123管制レーダーを装備した。就役後4基のAK-630の内2基を撤去、跡にバラク (ミサイル)のVLSを各2基、計4基を装備した。後部の艦対空ミサイルZIF-101 M-1「ヴォルナーP」連装発射機を撤去しPJ-10「ブラモス」ミサイルの垂直発射機を搭載した。
2022年1月18日、インド・ムンバイの海軍造船所でドッキング中、艦内内部区画で爆発が発生し、海軍兵3人が死亡した[1]。
脚注
外部リンク
大型対潜艦 |
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57-A型 | |
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- ^ 1969年1月20日まで大型ミサイル艦。
- ^ 1969年10月21日まで大型ミサイル艦。
- ^ 1971年10月27日まで大型ミサイル艦。1992年6月1日から警備艦。
- ^ 1970年1月20日まで大型ミサイル艦。
- ^ 1972年11月2日まで大型ミサイル艦。
- ^ 1974年3月7日まで大型ミサイル艦。
- ^ 1975年6月20日まで大型ミサイル艦。
- ^ 1977年8月3日まで大型ミサイル艦。
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56-M型 | |
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56-U型 | |
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- ^ 1977年8月3日まで大型ミサイル艦。
- ^ 1973年1月26日までと1977年8月3日から大型ミサイル艦。
- ^ 1973年1月26日までと1977年6月28日から大型ミサイル艦。
- ^ 1977年2月1日までと1977年8月3日から大型ミサイル艦。
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