- モンフェッラート侯国
(967年 - 1574年)
モンフェッラート公国
(1574年 - 1708年)
- Marchesato del Monferrato
Ducato del Monferrato
-
|
|
(国旗)
| (国章)
|
1494年のモンフェッラート侯国(青色の部分)-
モンフェッラート侯国(イタリア語: Marchesato del Monferrato)は、ピエモンテ南部とトリノ東部にあった侯爵領。
歴史
950年頃、イタリア王ベレンガーリオ2世が西リグリア侯国(ラテン語: Marca Liguriae Occidentalis)として成立させ、娘婿であったアレラーミチ家のアレラーモ(英語版)に侯爵位を授け、961年にベレンガーリオ2世がイタリア王位を追われた後も侯国は所領を安堵された。
1305年にアレラーミチ家が断絶すると、侯国は東ローマ帝国の皇族であったパレオロゴ家に継承された。
1533年にパレオロゴ家が断絶すると、1536年までスペイン王カルロス1世に占領され、その後侯国はゴンザーガ家のマントヴァ公フェデリーコ2世に統治された。1574年、グリエルモ10世は神聖ローマ皇帝マクシミリアン2世により公爵に陞爵され、モンフェッラート公国(イタリア語: Ducato del Monferrato)となった。
1628年から1631年まで、マントヴァ継承戦争(英語版)により一時断絶した。
1708年、最後の公フェルディナンド・カルロは神聖ローマ皇帝レオポルト1世に所領を没収され、モンフェッラート公国はサヴォイア公国に併合された。
モンフェッラート侯一覧
アレラーミチ家(961年 - 1305年)
パレオロゴ家(1305年 - 1533年)
ゴンザーガ家(1533年 - 1574年)
- フェデリーコ(1533年 - 1540年) - ボニファーチョ4世の姉マルゲリータの夫。マントヴァ公フェデリーコ2世
- フランチェスコ1世(1540年 - 1550年) - フェデリーコの長男、グリエルモ9世の孫。マントヴァ公フランチェスコ3世
- グリエルモ10世(1550年 - 1574年) - フェデリーコの次男、グリエルモ9世の孫。マントヴァ公グリエルモ
モンフェッラート公一覧
ゴンザーガ家(1574年 - 1627年)
ゴンザーガ=ネヴェル家(1627年 - 1708年)
- カルロ1世(1627年 - 1637年) - グリエルモ10世の弟ルイ4世の三男。マントヴァ公
- カルロ2世(1637年 - 1665年) - カルロ1世の孫。マントヴァ公
- フェルディナンド・カルロ(1665年 - 1708年) - カルロ2世の子。マントヴァ公
イタリアに存在した国 |
---|
古代 | |
---|
中世前期 | |
---|
中世盛期から近世 |
|
---|
近代 |
|
---|
現代 | |
---|