ミッチェル・イスラム(英語: Mitchell Islam, 1990年1月24日 - )は、カナダ出身の男性元フィギュアスケート(アイスダンス)選手。パートナーはアレクサンドラ・ポール、ジョアンナ・レンコ。
2014年ソチオリンピックカナダ代表。2010年世界ジュニアフィギュアスケート選手権2位。
経歴
カナダオンタリオ州バリーに生まれ、幼少時からスケートを始める。父デイヴィッドはフィギュアスケートコーチをしている。
2000年にジョアンナ・レンコとカップルを結成、2005-2006シーズンからジュニアグランプリシリーズに参戦。3シーズンで5大会に出場しうち3度表彰台に立ち、2007-2008シーズンにはジュニアグランプリファイナルに進出も決めた[1]が棄権した。
2009年2月にアレクサンドラ・ポールとのカップルを結成。ポールのそれまでパートナーはジェイソン・チェペルダクでこの時にレンコとチェペルダクとのカップルも結成されており、2組を組み替える形になった。
2009-2010シーズン、2試合出場したジュニアグランプリシリーズで表彰台に届かなかったものの、世界ジュニア選手権ではカップル結成1年で2位となった。
2010-2011シーズン、シニアクラスへ移行。スケートカナダでは4位入賞をした。しかし続くロステレコム杯はポールの肋骨の怪我のためにSDの後に棄権をした[2]。カナダ選手権では銅メダルを獲得。
2011-2012シーズン、スケートアメリカでは8位。続くNHK杯ではSDで7位につけるも、ポールが公式練習中にイタリアのロレンツァ・アレッサンドリーニ / シモーネ・バトゥーリ組と衝突し、腿の裏を切ってしまい棄権を余儀なくされた[3]。カナダ選手権では5位で、四大陸選手権の代表に選ばれた。6月にはコーチをパスカーレ・カメレンゴに変更した。
2012-2013シーズン、USインターナショナルクラシックでシニアの国際大会で初めてのメダルを獲得。カナダ選手権ではSDで3位だったが、FDのダイアゴナルステップシークエンスで転倒があり4位に終わった。
2013-2014シーズン、カナダ選手権で3位に入りソチオリンピックに出場し18位。世界選手権にも初出場し10位だった。
2014-2015シーズン、カナダ選手権にはFDを変更して挑み2年連続の3位。四大陸選手権はSDで5位、FDでは転倒もあり総合6位。世界選手権は前年を上回るSD8位だったが、ステップシークエンスでのレベルの取りこぼしが響き13位となった。シーズン終了後、マリー=フランス・デュブレイユ/パトリス・ローゾン夫妻とロマン・アグノエルにコーチを変更し、練習拠点をモントリオールへ移した。
2016年12月15日、競技からの引退を発表した[4]。
主な戦績
詳細
プログラム使用曲
脚注
参考文献