『ミスター・エド』(英語: Mister Ed)は、アメリカ合衆国のテレビドラマである。1961年1月5日から同年7月2日までシンジケーション番組として放送された後、同年10月1日から1966年2月6日までコロムビア放送(現・CBS)で放送。全6シーズン、143話。
内容
人語をしゃべる馬のエドを主人公にしたテレビドラマ。
登場人物
- エド
- 演:バンブー・ハーベスター(英語版)(声:アラン・レーン(英語版))/吹替:四代目三遊亭金馬乾直明『ザッツTVグラフィティ ~外国テレビ映画35年のすべて~』フィルムアート社、1988年9月25日、78頁。ISBN 4845988747。
- 本作のタイトルキャラクターである馬。
- ウィルバー・ポスト
- 演:アラン・ヤング/吹替:柳沢真一
- エドの飼い主。エドに話しかけられて返事を返すため、周囲から「変な奴」と思われることがある。
- キャロル・ポスト
- 演:コニー・ハインズ(英語版)/吹替:杉田郁子
- ウィルバーの妻。
- ロジャー・アディソン
- 演:ラリー・キーティング/吹替:塩見竜介
- ポスト家の隣人。
- ケイ・アディソン(隣のガラガラおばさん)
- 演:エドナ・スキナー/吹替:水城蘭子
- ロジャーの妻。
主題歌
- 「ミスター・エド」
- 作詞・作曲:三木トリロー[1] / 歌:上馬キリ子[2] / 台詞:四代目三遊亭金馬
- この曲は、2008年にソリッドレコードから発売された『3ばか大将 外国TV映画 日本語版主題歌<オリジナル・サントラ>コレクション』に収録されている。
日本での放送
日本では、最初にフジテレビ系列局で放送された後、タイトルを変えて日本テレビ系列局で放送された。
フジテレビ系列局では1962年10月22日から1964年4月13日まで表題通りのタイトルで放送。放送時間は毎週月曜 19:00 - 19:30 (日本標準時)。同系列局では松下電工(現・パナソニック電工)の一社提供で放送されており、タイトルに『ナショナルリビング劇場』を冠していた[1]。
日本テレビ系列局では1968年4月3日から同年9月まで『お馬のエドくん』と題して放送。放送時間は毎週水曜 18:00 - 18:30 (日本標準時)。同系列局では一社提供ではなく複数社提供で放送されていた。
放送リスト
- はじめての出会い
- ウイルバーの腹話術
- エドの家出
- エド映画出演
- エドのいたずら
- 盗まれたエド
- エドとオウム
- エドのにせ病
- エドの証言
- なかよしパーティ
- エドのお母さん
- おねだり作戦
- エドのヒットソング
- エドの競馬予想
- エドの仲人
- だんまりエド
- エドの新しいクツ
- ひげを生やしたウイルバー
- エドとクイズ
- 恋人の出来たウイルバー?
- 売られたエド
- 真珠の耳飾り
- 迷画家ウイルバー
- エドのノイローゼ
- 週末旅行
- エドの子犬
- パパさんエド
- エドの宇宙旅行
- エドの障害競走
- 投票は馬小屋で
- 英雄になったエド
- からっぽのブルース
- かも狩と迷信
- エドと象
- エドのセールスマン
- エドの先祖
- ウイルバーの遺言
- ベッドにもぐり込んだエド
- プロレスチャンピオン
- おしの口まね
- ポンコツ馬さん?
- エドとバカンス
- エドのサーカス見物
- 陸軍少佐ミスター・エド
- いやな奴といい男
- バカンスの邪魔物
- 馬追放! 反対!
- 新しい隣人
- おかしな芝居
- ウソ発見器
他作品への影響
脚注
- ^ a b 『朝日新聞』朝日新聞社、1962年10月22日。 同日付夕刊に掲載の番組宣伝広告より。
- ^ 黒柳徹子の別名義。当時はNHK専属女優であったため、三木が用意したこの名を使って参加した。
関連項目
外部リンク
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フジテレビ系列 月曜19:00枠 【松下電工一社提供枠】 |
前番組 |
番組名 |
次番組 |
ブロンディ(1962年9月3日 - 1962年10月15日)
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ナショナルリビング劇場 ミスター・エド (1962年10月22日 - 1964年4月13日)
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日本テレビ系列 水曜18:00枠 |
前番組 |
番組名 |
次番組 |
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お馬のエドくん (1968年4月3日 - 1968年9月)
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