マーヤ・ルドルフ(Maya Rudolph、1972年7月27日 - )は、アメリカ合衆国フロリダ州生まれの女優、コメディアン、ミュージシャンである。
コメディアン、女優として知られるルドルフは、1972年にフロリダ州ゲインズビルで生まれる。母親はシンガーソングライターとして活躍していたミニー・リパートンで、父親は作曲家兼作詞家のリチャード・ルドルフ。父親はリトアニアをルーツに持つアシュケナジムで、母親はアフリカ系であった[1][2]。
母の名曲、ラヴィング・ユーは彼女が誕生した時の子守唄が元になっており、アルバム・ヴァージョンの最後に「マーヤ、マーヤ」と歌っているのが聴ける。両親が音楽業界で働いていたため、マーヤが幼い頃に一家はロサンゼルスへ移住。母親が歌手だったため、マーヤ自身もよく付き添いでスタジオに同行していたという。1990年にサンタモニカの高校を卒業後、カリフォルニア大学サンタクルーズ校へ進学、卒業後はポーター大学で写真学の学士を取得した[3]。
後にNBCの人気番組『サタデー・ナイト・ライブ』にレギュラー出演。出演中は、ホイットニー・ヒューストン、ジェニファー・ロペス、ハル・ベリー、ティナ・ターナーなどのエンターテイナーから、元国務長官コンドリーザ・ライスや大統領夫人ミシェル・オバマ、2020年アメリカ合衆国大統領選挙の民主党副大統領候補カマラ・ハリス[4]などの文化人まで幅広いモノマネで人気を博した。また両親の才能を受け継いだのか、歌唱力にも定評があり、番組内で歌うこともしばしばある。同番組にはレギュラーとして2000年から2011年まで149エピソードに出演した。同番組でのコメディエンヌとしての功績が讃えられ、2012年のエミー賞にノミネートされている。レギュラー期間中にも女優として活動していたが、レギュラー卒業後は本格的な女優業を始動させ、主にコメディのテレビドラマ、映画など様々な作品に顔を見せている。
2011年には『サタデー・ナイト・ライブ』時代の盟友クリステン・ウィグが製作・主演した『ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン』に出演。突如結婚が決まった主人公の親友を体当たりで演じた。同映画において、他の出演者と共にMTVムービー・アワードを受賞した。
2014年5月19日にNBCで、自らの名を冠したバラエティ・ショーが放送された。
2024年7月31日、2024年アメリカ合衆国大統領選挙にかつてルドルフがモノマネを演じていたハリスが民主党の大統領候補として有力視されていることや自身が主演及び製作総指揮を務めるApple TV+のテレビシリーズ『マネー 〜彼女が手に入れたもの〜』新シーズンの撮影が一旦延期になったことを受けて、同選挙期間中の『サタデー・ナイト・ライブ』に出演することが決定したと報じられた[5]。
現在結婚はしていないが、『ブギーナイツ』や『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』などで知られる映画監督のポール・トーマス・アンダーソンとパートナーの関係にあり、二人の間には3人の子供がいる[6]。2013年夏には第4子が誕生した。
父親のリチャード・ルドルフは、1990年に宝飾デザイナーで元ジャズ歌手の笠井紀美子と再婚した[7]ため、笠井はマーヤの継母にあたる。
(第3シーズン)(1996~1997)ゲスト
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