マロロス市 (フィリピン語: Lungsod ng Malolos)は、フィリピンルソン島中部のブラカン州の州都。フィリピンでは115番目の都市とされている[1]。
概要
マニラより北へ45kmに位置し、マニラ首都圏の大きな郊外都市の一つである。人口は234,945人(2010年)[2]。
歴史
スペイン占領以前は、1225年の中国の記録『諸蕃志』ではリハンと呼ばれ、マイ国(英語版)(麻逸)の都市と書かれている[3]。
スペイン占領時代、ミゲル・ロペス・デ・レガスピはエンコミエンダ制において1571年にマロロスとした[4]。
交通
マッカーサーハイウェイ(英語版)でマニラと接続されている。かつてはフィリピン国鉄のマロロス駅が利用されていた。
2022年現在、日本の円借款により、マロロスから首都圏マニラを縦貫する南北通勤鉄道(約38キロメートル)の整備が進められている[6]。
姉妹都市・提携都市
脚注
- ^ “NSCB – 2003 Factsheet – One City and Eleven Barangays Created”. Nscb.gov.ph. 2017年10月6日閲覧。
- ^ “Total Population by Province, City, Municipality and Barangay: as of May 1, 2010”. 2010 Census of Population and Housing. National Statistics Office. 2017年10月6日閲覧。
- ^ The Philippine Islands, 1493–1898, by Emma Helen Blair and James A. Robertson, Manila, 1903–1909
- ^ [1] Blair and Robertson,The Philippine Islands,volume 34,page 304-310,paragraph 3
- ^ For the accounts of the attempted revolt, see Blair and Robertson, Vol.XXXVIII, p.98-99
- ^ “日立、フィリピンの南北通勤鉄道のデジタルな鉄道システムを受注”. 日立製作所 (2022年11月27日). 2022年11月27日閲覧。
外部リンク
関連項目