マリベルス礁

マリベルス礁
南沙諸島における南シナ海周辺諸国の実効支配状況

マリベルス礁(マリベルスしょう、英語: Mariveles Reefマレー語: Terumbu Mantanani中国語: 南海礁タガログ語: Marivelesベトナム語Đá Kỳ Vân / 𥒥奇雲)は、南沙諸島(スプラトリー諸島)にある環礁のひとつである。

地理

北西から南東にかけての長手方向に約9km、幅は広いところで約4kmの細長い形をしている。礁湖は中央付近にある標高1.5m程度の砂洲で2つに分かれている。満潮時も岩礁が露出しており、砂洲には草木は自生しておらず淡水もない[1]

領有を巡る状況

マレーシア実効支配しており、1986年11月にマレーシア海軍が基地(station)を建設している[2]。一方、中華人民共和国中華民国台湾)、ベトナムフィリピンも主権を主張している[3]

脚注

  1. ^ 南海礁(中国語)
  2. ^ Joshua Ho; Sam Bateman (15 February 2013). Maritime Challenges and Priorities in Asia: Implications for Regional Security. Routledge. pp. 74–. ISBN 978-1-136-29820-2. https://books.google.com/books?id=wQEw-ffhOykC&pg=PA74 
  3. ^ マレーシア首相がスプラトリー諸島を訪問、領有権をアピール―中国紙 Record China

外部リンク

マリベルス礁 - Google Map

座標: 北緯7度59分38秒 東経113度53分42秒 / 北緯7.99389度 東経113.89500度 / 7.99389; 113.89500