マリオ・ルイ・シウヴァ・ドゥアルテ(Mário Rui Silva Duarte,1991年5月27日 - )は、ポルトガル・セトゥーバル県シーネス出身のサッカー選手。ポルトガル代表。セリエA・SSCナポリ所属。ポジションはDF(左サイドバック)。
経歴
クラブ
地元シーネスのヴァスコ・ダ・ガマ・シーネスのユースチームでキャリアをスタート。スポルティングCPやSLベンフィカを経て、2010-11シーズンにレンタル先のCDファティマ(当時2部)でトップチームデビュー。25試合に出場し1得点を挙げた[1]。
2011年夏にはイタリア・セリエAのパルマFC(当時)に移籍[2]。パルマでは2シーズンで出場機会はなく[3]、すぐにセリエBのASグッビオ1910へレンタル移籍した[4]。グッビオではプレースキッカーを担当するなど31試合に出場し2得点を挙げた[1]。2012-13シーズンはスペツィア・カルチョにレンタル移籍し[5]、23試合に出場した[1]。
2013年6月28日、移籍金55万ユーロの共同保有でエンポリFCへ移籍[6]。マウリツィオ・サッリ監督の下、不動のレギュラーとして[3]26試合に出場[1]、エルセイド・ヒサイ、ロレンツォ・トネッリ、ダニエレ・ルガーニと強力な4バックを形成し[7]、エンポリの6シーズンぶりのセリエA復帰に貢献した[3]。2014年6月にはエンポリがパルマから残り半分の保有権も買い取った[8]。2014年8月31日のウディネーゼ・カルチョ戦でセリエAデビュー[9]。2014-15シーズンは34試合に出場[1]、エンポリはほとんど降格圏に落ちることなく残留した[7]。
2016年7月8日にASローマへ買い取りオプション付きのレンタルで移籍[3]。レンタル料は300万+150万ユーロで、買い取りオプション行使時の移籍金は600万ユーロ[3]。しかしプレシーズンに膝前十字靭帯を断裂し、2017年1月19日のコッパ・イタリア5回戦UCサンプドリア戦で移籍後初出場[7][10]。エメルソン・パルミエリとのポジション争いにも敗れ、2016-17シーズンは全9試合の出場に終わった[10]。
2017年7月13日に買い取り義務付きのレンタルで、エンポリ時代の監督であったサッリが監督を務めるSSCナポリへ移籍[10]。レンタル料は375万ユーロで、買い取り時の移籍金は550万+ボーナス100万ユーロ[10]。ヒサイ、トネッリとは再びチームメイトとなった。左サイドバックのレギュラーであったファウジ・グラムの長期離脱で出場機会を得ると[11]、2018年2月10日のSSラツィオ戦でセリエA初ゴールを挙げた[12]。
代表
世代別のポルトガル代表として、2011年のトゥーロン国際大会や2011 FIFA U-20ワールドカップに出場した[1]。
2017年8月19日にワールドカップ予選フェロー諸島戦、ハンガリー戦に向けたメンバーに選出され、A代表に初めて招集された[13]。2018年3月26日のスイスとの親善試合でA代表デビュー[14]。
タイトル
クラブ
- ナポリ
代表
出典
外部リンク
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