マット・ウォルシュ (政治評論家)
マット・ウォルシュ (Matt Walsh 、1986年 6月18日 生 - )[ 1] は、アメリカ合衆国 の右翼 の政治評論家 ・作家 [ 2] [ 3] 。ポッドキャスト でMatt Walsh Showの司会を務めるほか、保守系メディアであるデイリー・ワイヤー (英語版 ) にコラムニスト として寄稿している。ウォルシュは著書を4冊出版しており、デイリー・ワイヤー制作のオンライン・ドキュメンタリー映画『What Is a Woman? (英語版 ) 』に出演した。
ウォルシュは以前、デラウェア州 とケンタッキー州 のラジオ局のトーク番組の司会 を努めていた[ 4] [ 5] [ 6] [ 7] 。彼は、LGBT 運動、とくにトランスジェンダー のコミュニティ に対して率直な批判を行っており、成人・未成年へのトランスジェンダーの医療ケア を提供する個人や病院に対する反対運動を行っている。
経歴
ウォルシュは大学に進学していない[ 8] 。
2010年の初めから2011年8月1日まで、デラウェア州ジョージタウン (英語版 ) のFMラジオ局、WZBH 93.5 FM (英語版 ) のトーク番組、The Matt and Crank Programの司会を共同で務めたことが、彼のキャリアの始まりである。ウォルシュはその後、8月の後半に、同州レホボスビーチ に移り、WGMD 92.7 FM (英語版 ) で一年に満たない期間を務めた[ 9] [ 10] 。2012年、ケンタッキー州レキシントンに引っ越し、ニュース・ラジオ・630・WLAP (英語版 ) に参加、ウェブサイト、The Matt Walsh Blogを立ち上げた。同サイトで彼は、さまざまな問題について保守的な視点から取り扱った。
2013年、自身の番組が打ち切りとされた後、ウォルシュはブログ での活動に専念するため「ラジオから永遠に離れる」旨を発表した[ 11] [ 12] 。2014年10月、ブレイズ・メディア のため働き始める[ 13] 。ウォルシュはまた『ハフポスト 』[ 14] にも寄稿していたほか、2017年10月からは『デイリー・ワイヤー』のためにも執筆するようになった[ 15] 。彼はFOXニュース の時事トーク番組『タッカー・カールソン・トゥナイト (英語版 ) 』[ 16] [ 17] やニュース番組『ザ・イングラハム・アングル (英語版 ) 』[ 18] 、『フォックス・アンド・フレンズ (英語版 ) 』[ 19] [ 20] 、CBS のワイドショー 『Dr. Phil (英語版 ) 』[ 21] のほか、ポッドキャストの番組『ザ・ジョー・ローガン・エクスペリエンス (英語版 ) 』に出演している[ 22] 。
ウォルシュは4冊の本を出している。出版された書籍は次の通り:The Unholy Trinity: Blocking the Left's Assault on Life, Marriage, and Gender (2017年)、Church of Cowards: A Wake-Up Call to Complacent Christians (2020年)、『ジョニー・ザ・ウォルラス (英語版 ) 』(2022年)、『What Is a Woman?: One Man's Journey to Answer the Question of a Generation (英語版 ) 』(2022年)。
2018年4月から、毎週平日に約1時間のラジオ番組『The Matt Walsh Show』の司会を務めている[要出典 ] 。
見解と論争
ウォルシュはこれまで右翼 [ 23] [ 2] [ 3] [ 24] [ 25] 、保守 [ 26] [ 27] [ 28] [ 29] 、極右 [ 30] と評されている。また、複数のメディアは、彼の解説を「trolling 」(暴言 や詭弁 )であると評している[ 31] [ 32] [ 33] 。ウォルシュはTwitter のプロフィールにおいて「神政主義的 ファシスト 」を自称している[ 34] [ 35] 。彼によれば、この自称は、ウォルシュの論敵が侮辱として用いた言葉に応えたものである[ 36] 。
ウォルシュは、ブラック・ライヴズ・マター デモで発生したケノーシャ暴徒銃撃事件 (英語版 ) の容疑者、カイル・リッテンハウス (英語版 ) (のちに無罪判決)が殺害容疑で起訴された件について誣告 (英語版 ) であると主張した[ 37] 。また、ポルノグラフィ 規制と堕胎 の犯罪化を主張する[ 38] 。さらに、オゾンホール と酸性雨 は重大な問題であったことはないとも主張した。この見解について、科学技術ニュースサイト、Ars Technica は「十分に裏付けされている歴史を故意に無視している」と評するツイートしている[ 39] 。
実写版のリトル・マーメイド (2023年)におけるハリー・ベイリー が主役に抜擢されたことについて、ウォルシュはデイリー・ワイヤーで「科学的な見地からすれば、海の奥深くに黒い肌をもつ者が住むのは全く理解ができないことばかりだ」と語ったうえで、人魚は半透明とするべきだとした。ウォルシュのこのコメントは、CNN でデジタル・エンターテイメント副編集長を務めるリサ・フランスによって「人種差別は残念ながら現実であり、人々はとても気分を害する」と嘲笑された[ 40] 。後日、ウォルシュは「半透明の権利は人権だ」[ 41] [ 注釈 1] と述べた。彼は動画の視聴者からの質問に答えた際に日本のアニメ を「悪魔崇拝的 」と呼んだうえで、「(アニメが)なぜ悪魔的なのか議論は必要ない。私にはそう見える」とした[ 42] [ 43] 。また、多文化主義 について「実験の失敗」とした[ 44] 。
未成年の妊娠
2022年、革新系 調査報道メディア (英語版 ) グループのメディア・マターズ・フォー・アメリカ (英語版 ) は、ウォルシュが2010年代に出演していたラジオ番組、The Matt and Crank Program において、「問題は『未成年の』妊娠ではなく――『未婚の』妊娠だ」と発言した上で、「17歳から24歳の女の子は、事実上、最も妊娠しやすい時期にある」とし、「10代では家庭を持つには若すぎる」と社会がみなすようになったのはごく最近のことだと語っていたことを、調査で明らかにした[ 45] 。これらの発言についての批判をうけ、ウォルシュは、「(昔は)若くに結ばれ、結婚生活を続けていたために」未成年の妊娠が社会的に問題視されなかったという「議論の余地がない歴史的な観察」について伝えようとしていたのだ、という弁明をおこなった。彼はさらに、年齢を問わず、「子供の面倒をみるための安定的な家族構造を」子供にあたえない婚外妊娠こそが「重要な問題」であると主張した[ 46] 。ウォルシュはそのうえで謝罪を拒否し、「本人が同意し、与えられた役割を進んで演じない限り、誰もキャンセル されることはない。まぁ、私は同意しないし、ゲームをプレイするつもりもないが」と述べた[ 47] 。カリフォルニア州 のオンラインニュース会社、LGBTQネイション (英語版 ) は、トランスジェンダーの未成年に対しては反対しながら10代の妊娠については擁護をおこなっているウォルシュに対し、偽善だと非難した[ 45] 。
LGBT問題
ウォルシュは、LGBT運動、とりわけトランスジェンダー・コミュニティに対して明確に反対の立場を示している[ 48] [ 49] 。
2015年6月、ウォルシュは、合衆国最高裁判所 がオーバーグフェル対ホッジス裁判 において下した、アメリカ合衆国憲法 が同性カップル の結婚権 を保障するという判決を批難した。彼はそのうえで、結婚が「あらゆる堕落や腐敗が蔓延する制度」になるとほのめかしつつ、「同性愛者2人の結びつきは、法的な結婚ではないし、今までそうあったことはないし、今後もない」と主張した[ 50] [ 51] 。
2021年2月、ギャラップ 社が行った調査で、Z世代 にLGBT、特に両性愛者 とトランスジェンダー を自認する人間がそれ以前の世代と比較して急増したことが明らかになった件をうけて、ウォルシュは「メディア、ハリウッド 、学校制度」が子どもたちをLGBTコミュニティに勧誘 したと批難した。イギリスのLGBTメディア、PinkNews によって引用されたコメンテーターらは、ウォルシュは誤っており、この増加は、若い世代の人々のあいだでLGBTに対する社会的スティグマが緩和されるなど、いくつかの異なる要因によるものであると主張した[ 52] 。
ロシアのウクライナ侵攻 が始まって間もない2022年2月24日、ウォルシュは、アメリカ軍 を女性化 (英語版 ) させ、「腕立て伏せ3回もできない」レズビアン を兵士として採用させたバイデン大統領 を批難し、さらに「バイデンが大統領室で意識が高いこと (wokeness)に一年間も最優先であたっていた後に(ロシアによるウクライナ侵攻が)発生したのは偶然ではない」と発言した[ 53] 。
『ニューヨーク・タイムズ 』紙のコラムニスト、ミシェル・ゴールドバーグ (英語版 ) は、ウォルシュの論評や他の右派コメンテーターの言動が、米国におけるLGBTに対する暴力 や反LGBT感情の増大を引き起こしたと書いている[ 54] 。また、南部貧困法律センター (SPLC)は、2022年11月にコロラドスプリングス の性的少数者向けナイトクラブで発生したクラブQ銃乱射事件 (英語版 ) [ 注釈 2] を受けた声明において、ウォルシュを「LGBTQに関する恐怖と偽情報の売人」の一人と評した[ 55] 。ウォルシュは以前、全年齢対象のドラァグイベント に反対することは癌と闘うようなもので[ 56] 、「癌と同様、これらを止めることは穏やかでもないし、痛みのない過程ではない」と発言していた[ 54] [ 57] 。上述の銃乱射事件後、ウォルシュは自身のレトリックを批判する人々を「魂のない悪魔」「根っからの悪」とののしり、彼らは銃乱射事件を利用して「子どもの去勢、そして性的なものとして子どもを見ることを受け入れるよう、我々に対して脅迫している」と非難した[ 58] [ 59] 。ウォルシュはさらに、「ドラッグクイーンと子供の組み合わせ」が右翼からの「暴力的なバックラッシュ 」を引き起こすと感じた左派の人々に対し、「これほどの混乱と暴力を引き起こすのであれば、なぜそれを続けることにこだわるのか?」と暴論を展開させた[ 60] [ 61] 。アメリカ合衆国の雑誌『ネイション 』の ジート・ヘール (英語版 ) は、ウォルシュの言説について、他の右翼系評論家らのそれとならび「暗黙のうちに脅威である。LGBTの人々を標的として、右派は新しいリンチ 文化を作り出そうとしている」と評した[ 61] 。
トランスジェンダー問題
アリゾナ州 、フェニックス で開催されたAmericaFest (英語版 ) で演説するウォルシュ 2022年
ウォルシュは、トランスジェンダー コミュニティや病院や学校で行われている(親トランス的)運動に対し[ 62] [ 63] 、児童書『ジョニー・ザ・ウォルラス (英語版 ) 』[ 62] とドキュメンタリー映画『ホワット・イズ・ア・ウーマン? (英語版 ) 』[ 64] で見られるように、何度も反対の立場を表明し続けてきた[ 62] 。ウォルシュと彼の率いる運動は、しばしば反トランス やトランスフォビア的であるとされる[ 65] [ 66] [ 67] [ 26] 。進歩主義的な雑誌『ニュー・リパブリック (英語版 ) 』は、ウォルシュが「医療関係者を悪者扱いし、LGBTQコミュニティにおける『グルーミング 』や小児性愛 に関する陰謀論 を押し進めることで名を馳せている」[ 65] ことをもって、2022年の「トランスフォーブ・オブ・ザ・イヤー」[ 注釈 3] に認定した。ウォルシュは、トランスジェンダーであることは「妄想」で「精神障害」であることとしており[ 68] 、また、トランスジェンダーの未成年者にホルモン治療 や性別適合手術 (英 : Gender Reassignment Surgery )を施すことを、児童虐待 やレイプ に例えている。2021年5月、ウォルシュは、未成年のトランスジェンダーに性別適合手術を行う医師を「ナチスの悪の科学者」「小児性愛者」と呼び、「形成外科医は基本として、『悪魔のいけにえ 』に出てくるレザーフェイス のように振る舞っている」と発言した[ 69] [ 62] 。ウォルシュの見解は、未成年のトランスジェンダー向けの治療ガイドラインを策定している、アメリカ医療界における主要な団体がとる見解と真っ向から対立している。これらの団体やいくつかの研究によれば、「(ホルモン治療や性別適合手術などの)ケアの拒否は、自殺やその他の精神的な健康問題の発生率を高める可能性を高めることにつながる」[ 25] [ 62] 。
ウォルシュは、トランスジェンダーの生徒に性自認に合ったトイレの使用を認めたラウドン郡 教育委員会に対しての反対意見の表明を行う資格を得るため、2021年に1日だけバージニア州のアパートを借りた[ 63] 。彼は、後に自身の映画『ホワット・イズ・ア・ウーマン』で取り上げたスピーチの中で、次のような発言をした[ 67] 。
「あなたがたは、全員、児童虐待者です。あなたがたは、感情豊かな子どもたちを食い物にし、彼らにあなたがたの狂気のイデオロギー・カルトを吹き込んでいます。このカルトは、多くの狂信的な意見を持ち合わせています。しかし、『男の子は女の子、女の子は男の子』という考えに勝るほど狂ったものはありません」。
2022年1月、Twitter運営は、ウォルシュのツイートがトランスジェンダーに対するヘイト行為に当たるとして、彼のアカウントを12時間にわたり制限した[ 70] [より良い情報源が必要 ] 。同年10月、ビジネス界の大物イーロン・マスクによってTwitterの買収 が行われたあと、ウォルシュは彼のフォロワー (英語版 ) 達に対し、トランスジェンダーにたいするミスジェンダリング (英語版 ) [ 注釈 4] を行うことをよびかけたうえで、「我々はトランス・アジェンダに対する大きな前進を遂げた」とツイートし、彼が「Twitterの解放」と称した今回の買収により、「我々の努力をさらに増す」ことができるとした[ 27] 。
同年11月、ウォルシュは、ゲストとして出演したポッドキャスト番組『ジョー・ローガン・エクスペリエンス (英語版 ) 』において、「数百万人の子供が第二次性徴遮断薬を投与されたかもしれない」と示唆する発言に、異議を挟まれた。同番組のプロデューサーのジェイミー・バーノンがウォルシュの発言に割って入り、過去5年間に第二次性徴遮断薬の投与がおこなわれた子どもは4780人しかいないと述べた。ウォルシュは「数十万人」と推測を引き下げ、「間違っているかもしれない」としたうえで、「あの人達が数字で言うとき、あなたはいったい誰を信用するんですか?」と付け加えた[ 71] 。
ジョニー・ザ・ウォルラス
ホワット・イズ・ア・ウーマン
『ホワット・イズ・ア・ウーマン?』のロゴ
イーライ・エラリックに対する反対運動
トランスジェンダー医療ケアを提供する医療機関に対する反対運動
政治家
カトリック教会でのイベント中止
私生活
関連項目
脚注
注釈
出典
^ * Walsh, Matt [@MattWalshBlog] (2020年6月11日). "Almost 34 years of life and I've just now discovered the wonders of the charcoal chimney starter. I can now be free from the bondage of lighter fluid" . X(旧Twitter) より2022年12月7日閲覧 。
^ a b Darcy, Oliver (August 26, 2021). “Kristi Noem slams right-wing media personality Matt Walsh for 'horrible misogyny' ”. CNN . November 15, 2021時点のオリジナルよりアーカイブ 。November 15, 2021 閲覧。
^ a b “Fact Check-No evidence that U.S. schoolchildren are self-identifying as animals and disrupting classrooms ” (英語). Reuters (6 July 2022). July 23, 2022時点のオリジナルよりアーカイブ 。23 July 2022 閲覧。
^ “NewsRadio 630 WLAP - Lexington's News Talk Radio ” (英語). NewsRadio 630 WLAP . December 10, 2021時点のオリジナルよりアーカイブ 。2021年4月5日 閲覧。
^ “I Didn't Get a Job Today, and it was Awesome ” (英語) (2012年5月30日). December 10, 2021時点のオリジナルよりアーカイブ 。2021年4月5日 閲覧。
^ “Matt Walsh's sordid history as a radio host, exposed ”. Media Matters (2022年10月4日). 2022年10月5日 閲覧。
^ “Ex WZBH Host Matt Walsh to 92.7 WGMD ” (英語). WGMD (2011年8月16日). 2011年12月12日時点のオリジナル よりアーカイブ。2022年11月24日 閲覧。
^ https://www.westernstandard.news/news/watch-matt-walsh-mocks-tennessee-democratic-representative-for-calling-him-uneducated/article_45e11a50-a8ae-11ed-a535-87f2b4664413.html
^ “Matt Walsh's sordid history as a radio host, exposed ”. Media Matters (2022年10月4日). 2022年10月5日 閲覧。
^ “Ex WZBH Host Matt Walsh to 92.7 WGMD ” (英語). WGMD (2011年8月16日). 2011年12月12日時点のオリジナル よりアーカイブ。2022年11月24日 閲覧。
^ “NewsRadio 630 WLAP - Lexington's News Talk Radio ” (英語). NewsRadio 630 WLAP . December 10, 2021時点のオリジナルよりアーカイブ 。2021年4月5日 閲覧。
^ “Matt Walsh's sordid history as a radio host, exposed ”. Media Matters (2022年10月4日). 2022年10月5日 閲覧。
^ “Popular Conservative Commentator Is Officially Joining TheBlaze ”. TheBlaze . November 18, 2017時点のオリジナル よりアーカイブ。December 10, 2021 閲覧。
^ “Matt Walsh - HuffPost ” (英語). www.huffpost.com . November 15, 2021時点のオリジナルよりアーカイブ 。November 15, 2021 閲覧。
^ Walsh, Matt [@MattWalshBlog] (2017年10月16日). "I'm thrilled to announce that I've joined The Daily Wire: t.co/1EEEskWvWr" (英語). 2021年11月17日時点のオリジナルよりアーカイブ 。X(旧Twitter) より2022年1月23日閲覧 。
^ Stabile, Angelica (July 7, 2021). “Why aren't America's classrooms fitted with cameras? Matt Walsh weighs in ” (英語). Fox News . November 15, 2021時点のオリジナルよりアーカイブ 。November 15, 2021 閲覧。
^ “Matt Walsh: Masking no longer about COVID, it's a symbol of 'wokeness' ” (英語). Fox News (April 17, 2021). November 15, 2021時点のオリジナルよりアーカイブ 。November 15, 2021 閲覧。
^ Brown, Jon (September 28, 2021). “Conservative commentator accuses Loudoun County school board of being 'child abusers' ” (英語). Fox News . November 15, 2021時点のオリジナルよりアーカイブ 。November 15, 2021 閲覧。
^ “'Fox & Friends' Says Trump Should Leave Twitter And Take His Followers ” (November 5, 2020). June 9, 2022時点のオリジナルよりアーカイブ 。June 9, 2022 閲覧。
^ Messer, Olivia (January 16, 2019). “'Fox & Friends' Guest: Gillette Ad Same as Showing Women 'Gossiping,' 'Nagging'” . The Daily Beast . オリジナル のJune 9, 2022時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20220609122152/https://www.thedailybeast.com/fox-and-friends-guest-gillette-ad-same-as-showing-women-gossiping-nagging June 9, 2022 閲覧。
^ Rogers, Zachary (2022年1月20日). “'What is a woman?': Controversy after Dr. Phil puts non-binary guests against conservative ”. Sinclair Broadcast Group . January 21, 2022時点のオリジナルよりアーカイブ 。2022年1月21日 閲覧。
^ Browning, Bil (2022年11月8日). “Anti-trans pundit Matt Walsh tells a lie so big even Joe Rogan called bullshit ” (英語). LGBTQ Nation . 2022年11月15日 閲覧。
^ Olivier, Indigo (2022-12-27). “Transphobe of the Year: Matt Walsh” (英語). The New Republic . オリジナル の2022-12-28時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20221228142730/https://newrepublic.com/article/169609/transphobe-year-matt-walsh 2022年12月29日 閲覧。 .
^ “Boston Children's Hospital warns employees over far-right online harassment campaign ” (英語). NBC News . 2022年10月1日 閲覧。
^ a b Woodward, Alex (2022年8月31日). “Police clear bomb threat to Boston Children's Hospital after far-right harassment ” (英語). The Independent . 2022年10月1日 閲覧。
^ a b Ketterer, Samantha (2022年10月13日). “Hundreds of transgender rights allies protest Matt Walsh's 'What is a Woman?' speech at UH ” (英語). Houston Chronicle . 2022年10月19日 閲覧。
^ a b Lavietes, Matt (October 31, 2022). “Far-right figures appear to be testing Twitter's boundaries for anti-LGBTQ speech ” (英語). NBC News . 2022年11月8日 閲覧。
^ “Social media posts spark calls to investigate Tenn.'s VUMC” . Washington Post . https://www.washingtonpost.com/national/social-media-posts-spark-calls-to-investigate-tenns-vumc/2022/09/21/5cbad35a-39e2-11ed-b8af-0a04e5dc3db6_story.html 23 September 2022 閲覧。
^ Giles, Christopher; Robinson, Olga; Sardarizadeh, Shayan (2020年11月6日). “US election 2020: How a misleading post went from the fringes to Trump's Twitter” (英語). BBC News . https://www.bbc.com/news/election-us-2020-54838684 2022年10月1日 閲覧。
^ Carless, Will. “Club Q attack no surprise for extremism experts who saw looming threat, decades-old pattern ” (英語). USA TODAY . 2022年11月30日 閲覧。
^ “JK Rowling endorses transphobic documentary by alt-right commentator Matt Walsh ”. The Daily Dot (11 July 2022). July 17, 2022時点のオリジナルよりアーカイブ 。23 July 2022 閲覧。
^ Graziosi, Graig (June 5, 2021). “Rightwing blogger launches gofundme for AOC's Puerto Rico grandmother in latest personal attack ” (英語). The Independent . May 12, 2022時点のオリジナルよりアーカイブ 。November 15, 2021 閲覧。
^ Russell, John. “Anti-trans troll Matt Walsh says Black mermaids aren't "scientific" in on-air meltdown ”. LGBTQ Nation . 2022年9月19日 閲覧。
^ Noor, Poppy (2021年8月8日). “'It was just unconscionable': Cori Bush on her fight to extend the eviction moratorium ” (英語). the Guardian . 2022年10月23日 閲覧。
^ Lukpat, Alyssa. “Ben Shapiro, right-wing pundit, to speak at BU, stirring controversy on campus - The Boston Globe ” (英語). BostonGlobe.com . 2022年10月23日 閲覧。
^ Walsh, Matt (3 April 2019). Fine, I Am A Theocratic Fascist . YouTube (英語). DailyWire+. 2022年12月10日閲覧 。It does say in my Twitter bio that I'm a theocratic fascist, well because a few months ago someone sent me a message, trying to insult me, and the message said: 'hey, y'know, you should put theocratic fascist in your Twitter bio because that's what you are.'
^ Waldman, Paul (November 10, 2021). “Opinion | Kyle Rittenhouse's story is a tragedy. The right thinks it's a triumph.” (英語). Washington Post . ISSN 0190-8286 . オリジナル のNovember 11, 2021時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20211111004113/https://www.washingtonpost.com/opinions/2021/11/10/kyle-rittenhouse-trial-tragedy-triumph/ November 15, 2021 閲覧。
^ Given, Casey (December 9, 2019). “The misguided war on pornography and the return of right-wing puritanism ” (英語). Washington Examiner . June 3, 2022時点のオリジナルよりアーカイブ 。June 3, 2022 閲覧。
^ Johnson, Doug (22 July 2022). “Past environmental threats didn't just disappear” (英語). Ars Technica . オリジナル のJuly 23, 2022時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20220723181021/https://arstechnica.com/science/2022/07/past-environmental-threats-didnt-just-disappear/ July 25, 2022 閲覧。
^ “CNN's Reporter calls out Matt Walsh's Little Mermaid Point ” (英語). The Wrap (2022年9月15日). 2022年9月17日 閲覧。
^ “MATT WALSH'S LITTLE MERMAID QUIP IS A FINE KETTLE OF FISH AS TWITTER CHIPS IN ” (英語). HITC (2022年9月15日). 2022年9月17日 閲覧。
^ Baio, Ariana (2022年10月17日). “Matt Walsh thinks all anime is Satanic and adults shouldn't be watching cartoons ” (英語). indy100 . 2022年10月20日 閲覧。
^ Frauenfelder, Mark (2022年10月17日). “Theocratic fascist Matt Walsh says anime is "satanic" because it "just seems that way to me" ” (英語). Boing Boing . 2022年10月20日 閲覧。
^ Walsh, Matt [@MattWalshBlog] (2021年1月19日). "He's absolutely right. Multiculturalism is a failed experiment and should be abandoned" (英語). X(旧Twitter) より2023年1月4日閲覧 。
^ a b Owen, Greg (2022年10月7日). “Rightwing troll Matt Walsh busted defending teen pregnancy while he opposes trans teens ”. LGBTQ Nation . 2022年10月10日 閲覧。
^ Walsh, Matt (6 October 2022). Matt Walsh Reacts To Media Matters' Hit Piece On Him (英語). 該当時間: 10:42. 2022年12月9日閲覧 。I was attempting to highlight, in an admittedly awkward and rambling way...
^ “Recording sounds like Matt Walsh 'advocating for teen pregnancy' ” (英語). indy100 (2022年10月5日). 2022年10月6日 閲覧。
^ Migdon, Brooke (December 9, 2021). “Amazon bestseller compares being trans to pretending to be a walrus ” (英語). The Hill . December 10, 2021時点のオリジナルよりアーカイブ 。December 21, 2021 閲覧。
^ Villarreal, Daniel (2022年11月23日). “Right-wing media giants say LGBTQ bar patrons are responsible for their own murders ” (英語). LGBTQ Nation . 2022年11月24日 閲覧。
^ Walsh, Matt (2015年6月26日). “Gay Marriage Still Doesn't Exist, No Matter What the Supreme Court Says ” (英語). Blaze Media . 2022年12月1日 閲覧。
^ Walsh, Matt (2015年6月30日). “Yes, Gay Marriage Hurts Me Personally ” (英語). Blaze Media . 2022年12月1日 閲覧。
^ Baska, Maggie (2021年2月25日). “Right-wing YouTuber Matt Walsh thinks kids are being 'recruited into the LGBT ranks'. The backlash was swift and precise ” (英語). PinkNews . 2022年10月6日 閲覧。
^ Wakefield, Lily (2022年2月26日). “Right-wing media is blaming trans rights and Pride flags for Russia's invasion of Ukraine ” (英語). PinkNews . 2022年9月30日 閲覧。
^ a b Goldberg, Michelle (2022年11月21日). “Opinion | The Massacre at Club Q Was Only a Matter of Time ” (英語). New York Times . 2022年11月22日時点のオリジナル よりアーカイブ。2022年11月22日 閲覧。
^ Wilson, Jason (2022年11月22日). “Colorado Springs: Far-Right Influencers Made LGBTQ People Into Targets ” (英語). SPL Center . 2022年11月22日 閲覧。
^ Carless, Will. “Club Q attack no surprise for extremism experts who saw looming threat, decades-old pattern ” (英語). USA TODAY . 2022年11月30日 閲覧。
^ Media Matters Staff (October 20, 2022). “The Daily Wire's Matt Walsh calls for police to break "down the doors" of drag shows where children are present and charge everyone involved as pedophiles ” (英語). Media Matters for America . 2022年11月30日 閲覧。
^ Bollinger, Alex (2022年11月22日). “Guilty consciences? Conservatives deny responsibility in Club Q shooting ” (英語). LGBTQ Nation . 2022年11月23日 閲覧。
^ Astor, Maggie (10 December 2022). “Transgender Americans Feel Under Siege as Political Vitriol Rises ”. The New York Times . 2023年3月12日 閲覧。
^ “Right-wing influencers and media double down on anti-LGBTQ rhetoric in the wake of the Colorado shooting ” (英語). NBC News . 2022年11月30日 閲覧。
^ a b Heer, Jeet (28 November 2022). “The Club Q Massacre and the New Culture of Lynching ” (英語). The Nation . 2022年11月30日 閲覧。
^ a b c d e Knox, Liam (2022年9月26日). “Attack on Vanderbilt Clinic Has Ripple Effects ” (英語). Inside Higher Ed . 2022年9月27日 閲覧。
^ a b Ramirez, Stephanie (2021年9月27日). “Tennessee blogger, podcaster says he's leasing a Loudoun County home in order to speak at BOE meeting ” (英語). FOX 5 DC . November 16, 2021時点のオリジナルよりアーカイブ 。2022年6月28日 閲覧。
^ Collman, Ashley (2022年2月10日). “Trans activists accuse conservative podcaster Matt Walsh of trying to lure them into participating in an anti-trans documentary ” (英語). Insider . July 7, 2022時点のオリジナルよりアーカイブ 。July 6, 2022 閲覧。
^ a b Olivier, Indigo (2022-12-27). “Transphobe of the Year: Matt Walsh” (英語). The New Republic . オリジナル の2022-12-28時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20221228142730/https://newrepublic.com/article/169609/transphobe-year-matt-walsh 2022年12月29日 閲覧。 .
^ Parsons, Vic (February 10, 2022). “Anti-trans troll Matt Walsh 'tried to trick trans people into fake documentary' ” (英語). Pink News . June 22, 2022時点のオリジナルよりアーカイブ 。July 6, 2022 閲覧。
^ a b Eckert, AJ (2022年7月14日). “In What Is a Woman?, Matt Walsh asks a question, but doesn't like the answers ” (英語). Science-Based Medicine . 2022年7月17日 閲覧。
^ Hansford, Amelia (2022年10月31日). “Student eats Bible pages to protest anti-trans bigot Matt Walsh's campus visit ” (英語). PinkNews . 2022年11月28日 閲覧。
^ January, Brianna (May 26, 2021). “The Daily Wire's Matt Walsh makes extreme attacks on trans kids ” (英語). Los Angeles Blade . June 2, 2022時点のオリジナルよりアーカイブ 。2022年5月25日 閲覧。
^ Bernstein, Brittany (January 8, 2022). “Twitter Suspends the Daily Wire's Matt Walsh over Transgender Tweets ” (英語). National Review . January 11, 2022時点のオリジナルよりアーカイブ 。March 14, 2022 閲覧。
^ Browning, Bil (2022年11月8日). “Anti-trans pundit Matt Walsh tells a lie so big even Joe Rogan called bullshit ” (英語). LGBTQ Nation . 2022年11月15日 閲覧。
外部リンク