ブルーマーメイド
ブルーマーメイド(Blue Mermaid)は、津軽海峡フェリーが運航するフェリー。 概要ブルードルフィン2(旧:ブルードルフィン)に続く「カジュアルクルーズフェリー」の第2船として、内海造船瀬戸田工場で建造され、2014年4月16日に就航した。ブルードルフィンは、在来船の改造であったため、津軽海峡フェリーへの移行後、青函航路に就航した初の新造船[2]である。 2023年10月2日より、新規航路となる室蘭-青森航路へ転属[3]。 設計機関は旅客フェリーとしては比較的珍しい1機1軸構成で、船首はバルバスバウ、船尾は普通船尾となっている。操船性向上のためバウスラスタ1基、スタンスラスタ2基を装備、舵は低速時の最大舵角が45度のマリナー舵を採用した。車両ランプは、船首(バウバイザー付)、船尾、右舷船首部の3箇所に設置されており、車両甲板は3層で船内スロープで連絡されている。 船内船室は2層で、上層階にスイート、コンフォートの客室、下層階にビューシート、スタンダードの客室とその他公室が配置されている。車両甲板は3層で、ランプは船首、船尾、右舷前方の3箇所に設けられている。車両甲板から客室に直通するエレベーターが設置されており、船内はバリアフリー対応となっている。また、東日本大震災を教訓として災害支援に対応する設備が盛り込まれ可動橋のない岸壁に使用するショアランプドアやストレッチャー搬入に対応したエレベーターや客室、診察対応用のドクタールーム等を設ける[4]。その後2024年1月から3月にかけリニューアルを行い、トラック運転手からのプライバシー向上要望を反映する形で1人用個室の設置を行う[5]。 客室
設備いずれも下層階。
脚注
関連項目外部リンク
Information related to ブルーマーメイド |