フローラ (小惑星)

フローラ
8 Flora
フローラの軌道。青がフローラ、 赤が惑星(一番外側の赤は木星)、 黒が太陽。
フローラの軌道。青がフローラ、
赤が惑星(一番外側の赤は木星)、
黒が太陽。
分類 小惑星
軌道の種類 小惑星帯
フローラ族
発見
発見日 1847年10月18日
発見者 J. ハインド
軌道要素と性質
元期:2009年6月18日 (JD 2,455,000.5)
軌道長半径 (a) 2.201 AU
近日点距離 (q) 1.856 AU
遠日点距離 (Q) 2.546 AU
離心率 (e) 0.157
公転周期 (P) 3.27 年
軌道傾斜角 (i) 5.89
近日点引数 (ω) 285.40 度
昇交点黄経 (Ω) 110.96 度
平均近点角 (M) 188.39 度
物理的性質
直径 135.89 km
質量 2.6 ×1018 kg
平均密度 2 g/cm3
表面重力 0.0380 m/s2
脱出速度 0.0718 km/s
自転周期 12.7990 時間
スペクトル分類 S
絶対等級 (H) 6.49
アルベド(反射能) 0.2426
表面温度 180 K
色指数 (B-V) 0.885
色指数 (U-B) 0.489
Template (ノート 解説) ■Project

フローラ[1][2] (8 Flora) は、火星木星の間の小惑星帯にある大型の小惑星である。

特徴

フローラは1847年10月18日に、イギリス天文学者ジョン・ハインドによって発見された。これ以前にも7個の小惑星(ケレス2006年以降準惑星)が発見されており、フローラは同年8月13日に同じくハインドが発見したイリスに続く、8例目の小惑星の発見となった。

フローラという名称はイギリス天文学者ジョン・ハーシェルが提案したものであり、ローマ神話に登場する花と春と豊穣を司る女神フローラにちなんで名づけられた。

フローラはフローラ族に属する小惑星であり、フローラ族の中では最も巨大な小惑星の1つである。ニッケルを含んだ珪酸塩岩によって構成されており、明るい表面をしている。

2005年1月に三重県掩蔽が観測された。

出典

  1. ^ 小惑星日本語表記索引 : 1 - 50”. 日本惑星協会. 2019年3月9日閲覧。
  2. ^ 天文年鑑編集委員会『天文年鑑 2019年版』誠文堂新光社、2018年、164-165頁。ISBN 978-4-416-71802-5 

関連項目

外部リンク


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