レガータ (REGATA)は、フィアットが製造・販売していた自動車である。
概要
「131」の後継車種で、ハッチバック車のリトモをベースとする3ボックスセダンおよびステーションワゴンである。
1983年9月、フランクフルトモーターショーで発表された[1]。デビュー時は4ドアセダンのみで、「ウイークエンド」と呼ばれるステーションワゴンは翌1984年に追加された[1][2]。
前輪駆動で、当初のエンジンは直列4気筒、1.3 L/1.5 L/1.6 Lのガソリンおよび1.7 L/1.9 Lのディーゼルを設定[1]。角形ヘッドランプのフロントマスクをはじめ、ドアを除く外板はリトモとは変えられている[1]。
1986年にマイナーチェンジ。後継のテムプラがデビューする1990年まで生産された。
日本にも輸入され、一例として1986年の価格は1.5 Lの85S (AT) が264万円、1.6 Lの100S (MT) が265万円であった[3]。
関連項目
脚注
- ^ a b c d 自動車アーカイヴ Vol.13 80年代のイタリア車篇. 二玄社. (2005-11-22). p. 22
- ^ Mastrostefano, Raffaele, ed (1985) (イタリア語). Quattroruote: Tutte le Auto del Mondo 1985. Milano: Editoriale Domus S.p.A. p. 314. ISBN 88-7212-012-8
- ^ 日本と世界の自動車最新カタログ 62年版. 成美堂出版. (1987). p. 285