バングラデシュの首相(ベンガル語: বাংলাদেশের প্রধানমন্ত্রী)は、バングラデシュの政府の長たる首相である。
概要
建国から一貫して、首相が行政権を握っている。象徴的な存在である大統領に代わり、内政に対して責任を負う。1996年、2006年から2009年までは首席顧問が代行を務めることになっていた。選出するには、国会の承認が必要である。
憲法によれば、首相は選挙管理委員会が実施する議会総選挙における有権者の投票率の結果に基づいて、大統領が任命される。首相は以下の官職を兼任する。
- 主な兼職
継承
首相が辞任・死亡・職務不能の時は、暫定政府首席顧問(英語: Chief Adviser、ベンガル語: বাংলাদেশের প্রধান উপদেষ্টা)が首相代行となることが2011年まで定められていた。シェイク・ハシナは同年の選挙後、国会で暫定政府首席顧問の廃止案を可決させ、首席顧問の廃止が成立した[4]。
しかし、シェイク・ハシナが2024年の反政府デモで失脚したため、同年8月6日にムハマド・ユヌスが暫定政府首席顧問に就くことが決定した[5]。13年ぶりのポスト復活となる。
歴代首相一覧
脚注