シンガポールの首相(シンガポールのしゅしょう、英語: Prime Minister of the Republic of Singapore)は、シンガポールの政府の長たる首相。
概要
シンガポールの大統領が国会議員の中から任命する。
シンガポールの首相職はイギリス植民地時代の1959年にシンガポール総督によって任命され、誕生した。同年、自治領となったことから任命者がヤン・ディ・ペルトゥアン・ヌガラ(英語版)に変わり、1963年にマレーシアとの統合がなされても首相の役職は残った。その後、1965年にマレーシアから独立し、現在に至る。
初代首相のリー・クアンユーは1959年から1990年11月26日まで務め、上級相に就任した。2代目のゴー・チョクトンは2004年8月12日まで務め、辞任とともにゴー・チョクトンは上級相に、リー・クアンユーは内閣顧問に就任した。3代目の首相はリー・クアンユーの長男であるリー・シェンロンが2004年から2024年まで続け、4代目の首相はローレンス・ウォンとなった[1]。
歴代のシンガポール首相
副首相
1980年以降、長らく2副首相体制が続いていたが、一時的に1副首相体制になっていた。2024年現在はヘン・スウィー・キート、ガン・キム・ヨンの2副首相体制になっている。
脚注
関連項目