ドリームなごや号(ドリームなごやごう)とは、東京都と愛知県内各地(一部は岐阜県)を結ぶ、夜行便の高速乗合バス「ドリーム号」の一路線である。
この項目では2021年1月31日まで東京都と愛知県を結んでいたJRバスが運行する夜行路線のレディースドリームなごや号、青春ドリームなごや号・青春レディースドリームなごや号、ドリームとよた号についても記述する。
東京 - 名古屋間のドリーム号の運行は、1969年6月10日の日本国有鉄道自動車局が東名高速線の運行を開始した時に、ドリーム号京都系統を名古屋経由で設定したのが始まり。1969年12月3日より名古屋系統と京都系統(現在の「ドリーム号」京都系統)にそれぞれ独立させた。
JR化後の1988年、「ドリーム5・6号」を「ドリームなごや号」に改称。1989年9月9日より岐阜駅まで延長[1]。岐阜駅延長は週末中心だったが1997年3月20日から定期化[2]。他のドリーム号が独立3列シート化された後も、しばらくは4列シートの国鉄専用型式での運行が続いていたが、1991年7月21日より2階建バス(三菱ふそう・エアロキング)を使用して、定員を減らさずに独立3列シート化を行った(ただし、車両2階後方の座席は4列のまま)。なお、2階建バスの採用は「ドリームふくふく号」に続いて2番目である。1991年7月26日からは、岡崎市から豊田市・瀬戸市を経由する「ドリームとよた号」の運行を開始した。「ドリームとよた号」も「ドリームなごや号」と同様に周遊券での利用も可能であった。その名残で、2013年3月31日まで周遊きっぷと「夜行バス周遊利用券」の購入で利用が可能になっていた。
1998年3月20日には、JRバス関東とJR東海バスが共同で、中央道経由の新宿駅新南口 - 名古屋駅間に「ニュードリーム名古屋号」(のち「中央ドリーム名古屋号」→「ドリームなごや・新宿号」に改称)の運行を開始、専用車としてボルボ・アステローペを採用した[3](現在は他系統と同様の2階建バス(三菱ふそう・エアロキング)で運行)。2012年7月1日出発便から、上り「ドリームなごや・新宿2号」、2016年8月1日出発便から、「青春ドリームなごや(下り3号以外)」、2023年4月1日出発便から、下り「ドリームなごや5号」は新東名高速道路経由(時期不明だがドリームなごや・新宿2号は東名高速経由に変更)。
2017年12月1日には、「ドリームなごや・新宿号」と「ドリームなごや・三河号」を「青春ドリームなごや号」に変更した。また、号番を変更し、ドリーム号、青春ドリーム号で通し番号となり、週末運行のレディース便は500番台となった。
2021年2月1日より「ドリームとよた号」と「青春ドリームなごや号」を「ドリームなごや号」へ統合。
東京駅八重洲南口(到着は日本橋口) - 霞が関 <上り便のみ> - (首都高速道路) - 東名江田 - (東名高速道路) - 三河豊田駅前 - 新豊田駅 - ららぽーと愛知東郷 - 日進駅前 - 赤池駅前 - 八事 - 杁中(いりなか) - 御器所通 - 名古屋駅(新幹線口)
新木場駅 - 東京駅八重洲南口(到着は日本橋口) - バスタ新宿 - (首都高速道路) - (東名高速道路) - 東岡崎駅南口 - 岡崎駅 - 三河安城駅(新幹線北口) - 名古屋駅(新幹線口)
東京駅八重洲南口(到着は日本橋口) - バスタ新宿 -(首都高速道路) - (中央自動車道)- 春日井駅 -(名古屋高速道路)- 栄(オアシス21)- 名古屋駅(新幹線口)
東京駅八重洲南口(到着は日本橋口)- 霞が関 <上り便のみ> -(首都高速道路)- (東名高速道路) - 名古屋インター - 星ヶ丘 - 本山 - 千種駅前 - 栄(オアシス21) <下り便のみ> (※2) - 名古屋駅(新幹線口)[4] - 尾張一宮駅 - 岐阜駅(北口)
新木場駅 - 東京駅八重洲南口(到着は日本橋口) - 霞が関 <上り便のみ> -(首都高速道路) - (東名高速道路・新東名高速道路) - 地下鉄徳重 - 新瑞橋 - 金山駅(南口) - 名古屋駅(新幹線口)
東京駅八重洲南口(到着は日本橋口) - 霞が関 <上り便のみ> -(首都高速道路) - (東名高速道路・新東名高速道路) - 名古屋駅(新幹線口)
長らく4列シート40人乗りの国鉄専用型式を使用してきたが、他のドリーム号(当時は京都と大阪しかなかった)にスーパーハイデッカーが投入されると、設備面で見劣りするようになった。JR化後には、国鉄専用型式の中からMS735SAに対して改造を行なった。改造の内容は、シートピッチ拡大を行ない、4列シートのままながら定員36名とするもので、同仕様の三菱ふそう・エアロバスや、他のドリーム号と同様の三菱ふそう・エアロクィーンWも導入されたが、ダブルデッカー導入後は4列シート車両をドリームなごや号に充当する事例は少なくなり、後にダブルデッカーに統一した。 青春ドリームなごや号運行開始当初は、昼行便の東名ハイウェイバスなどと共通の一般的な補助席付き4列シート車両であった。
また、2009年8月1日からはプレミアムシート、2010年6月1日からはスーパーシート(2012年7月1日よりビジネスシート)を設定した。プレミアムシートは2022年6月30日、ビジネスシートは2024年2月29日の運行をもって終了した。
この項目は、バスに関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています(P:バス/PJバス)。
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