デニズ・ウンダフ(Deniz Undav, クルド語発音: /dɛˈnɪz ʊnˈdɑːv/; 1996年7月19日 - )は、ドイツ・ニーダーザクセン州ファーレル出身のサッカー選手。ブンデスリーガ・VfBシュトゥットガルト所属。ドイツ代表。ポジションはFW。
地元ニーダーザクセン州のチームやヴェルダー・ブレーメンなどのユースチームを経て、2014年にレギオナルリーガ (4部リーグ)のTSVハフェルゼでプロデビュー。以降SVメッペンなどでプレーしゴールを量産するも、ブンデスリーガのチームへの移籍はならず。
2020年7月4日、ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズと3年契約を締結[1]。加入1年目の2020-21シーズンはベルギー・ファースト・ディビジョンBで17ゴールを決め、得点王となり、チームを1972-73シーズン以来のベルギー・ファースト・ディビジョンA昇格に導く。更に翌2021-22シーズンもダンテ・ファンゼイルとの2トップでゴールを量産し、トップリーグ首位に導く原動力となり、得点王も獲得[2][3]。
2022年1月31日、ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFCと4年半契約を締結。2021-22シーズンはローン移籍の形でロイヤルSGでプレーし、2022-23シーズンより加入することが発表された[4][5][6]。
2023年8月2日、VfBシュトゥットガルトにレンタル移籍した[7]。2023-24シーズンは、公式戦34試合に出場し19得点10アシストを記録する活躍で、チームのチャンピオンズリーグ出場権獲得に貢献した[8]。
2024年8月9日、シュトゥットガルトに完全移籍し、3年契約を結んだ[9]。
2024年3月14日、フランス代表、オランダ代表との国際親善試合に臨むドイツ代表のメンバーに初招集された[10]。2024年3月23日、フランス戦で代表デビュー。同年9月11日のオランダ代表との国際親善試合で、代表初ゴールをマークした。