ノース・シー・ジャズ・フェスティバル で演奏するピアニストのワイルド・ビル・デイヴィスとダブルベース奏者のチャビー・ジャクソン(1976年または1979年)
チャビー・ジャクソン (Chubby Jackson 、1918年 10月25日 - 2003年 10月1日 )[ 1] は、アメリカ のジャズ ・ダブルベース 奏者、バンドリーダー。
略歴
ニューヨーク で生まれたジャクソンは、17歳でクラリネット 奏者としてキャリアをスタートさせたが、1930年代半ばですぐにベースへと転向した[ 2] 。
ジャクソンは、ルイ・アームストロング 、レイモンド・スコット、ジャン・サヴィット、ヘンリー・ブッセ、チャーリー・バーネット、オスカー・ペティフォード 、チャーリー・ヴェンチュラ 、ライオネル・ハンプトン 、ビル・ハリス、ウディ・ハーマン [ 1] 、ジェリー・マリガン 、レニー・トリスターノ などと共演および/またはレコーディングを行った[ 2] 。彼はおそらく、ハーマンのバンドにおける精力的な活動と、大小を問わず自身が率いたバンドのリーダーとして最もよく知られている[ 2] 。
1950年代、ジャクソンはスタジオ・ミュージシャンとしてフリーランスで働き、地元の子供向けテレビ番組の司会を務めた[ 2] 。1959年3月23日から1961年7月14日までニューヨークにおいてWABC TVの7チャンネルで平日の朝に見られた『Chubby Jackson's Little Rascals』[ 1] 、そして1961年7月22日から1961年8月5日までWABC TVの7チャンネルで土曜の午後に放送された『The Chubby Jackson Show』である。ジャクソンは最後に2つの子供向けテレビ番組で司会を務めた。1962年1月1日から1962年1月26日まで平日夜にニューヨークのWOR TVの9チャンネルで放送された『Space Station Nine』、そして、WOR TVの平日午後の『Looney Tunes Show/The Chubby Jackson Show』において短期間ながら、4度目にして最後の司会者を務めた。その最後のシリーズは、1962年1月12日から1962年6月14日まで放送された。
2000年、ジャクソンはビッグ・バンド・アンド・ジャズの殿堂入りを果たした。彼は84歳でカリフォルニア州ランチョ・バーナードにて亡くなった[ 1] 。
ディスコグラフィ
リーダー・アルバム
『チャビーズ・バック!』 - Chubby's Back! (1957年、Argo)
Chubby Takes Over (1958年、Everest)
『アイム・エンタイトルド・トゥ・ユー』 - I'm Entitled to You!! (1958年、Argo)
Jazz from Then Till Now (1958年、Everest)
Chubby Jackson Discovers Maria Marshall (1961年、Crown)
『ザ・スモール・ハード』 - The Small Herds (1973年、Mercury) ※1945年-1946年録音 with ビル・ハリス
参加アルバム
ルイ・アームストロング : 『永遠のサッチモ』 - Town Hall Concert Plus (1957年、RCA Victor)
チャーリー・バーネット : Cherokee (1958年、Everest)
ビル・ハリス : 『ビル・ハリス・ハード』 - Bill Harris Herd (1956年、Norgran)
ウディ・ハーマン : 『ザ・ハード・ライド・アゲイン』 - The Herd Rides Again (1958年、Everest)
ウディ・ハーマン : Hey! Heard the Herd? (1963年、Verve)
ウディ・ハーマン : 『ウディ・ハーマン・リユニオン・アット・カーネギー・ホール』 - The 40th Anniversary Carnegie Hall Concert (1977年、RCA Victor)
ジャッキー&ロイ : 『ジャッキー&ロイ』 - Jackie And Roy (1957年、Regent)
マーティ・ナポレオン : Marty Napoleon and His Music (1958年、Stere-o-Craft)
フリップ・フィリップス : A Melody from the Sky (1975年、Bob Thiele)
チャーリー・ヴェンチュラ : 『ジャンピング・ウィズ・ヴェンチュラ』 - Jumping with Ventura (1955年、EmArcy)
チャーリー・ヴェンチュラ : 『イースト・オブ・スエズ』 - East of Suez (1958年、Regent)
ベン・ウェブスター : Ben and the Boys (1976年、Jazz Archives)
脚注
外部リンク