ターラカ(Taraka)は、インド神話に登場するアスラ。タラカースラ(Tarakasur)とも呼ばれる。ターラカの名は「星」を意味する。ターラカの父親はVajranakaとされ、ターラカ自身は「トリプラースラ」と総称されるVidyunmali、Tarakaksha、Viryavanaら3人の息子を持つとされる。
カーリダーサの叙事詩『クマーラ・サンバヴァ(英語版)』(軍神クマーラの誕生)では苦行をブラフマーに認められ、「シヴァの息子以外には殺されない体」をもらう。なぜなら当時のシヴァはサティーを失ったことで瞑想に入っており、当分の間は再婚する気配がなかったからである。不死身になったターラカは、またたく間に三界(地上界、空中界、天界)を攻略して支配してアスラ王となった。
しかし神々の活躍によりシヴァはパールヴァティーと再婚し、シヴァの息子スカンダが生まれた。このスカンダによりターラカは倒され、三界はデーヴァ神族に奪還された。
|
---|
基本教義 | | |
---|
宗派 | |
---|
人物 | |
---|
哲学 | |
---|
聖典 |
|
---|
神々・英雄 |
|
---|
リシ |
|
---|
修行法 | |
---|
地域 | |
---|
社会・生活 | |
---|
文化・芸術 | |
---|
|