タフツ大学
タフツ大学(タフツだいがく、Tufts University)は、アメリカ合衆国マサチューセッツ州メドフォードにある私立大学。 CBSニュースによると、2019年度の全米入学難易度では全米25位、合格率は14%である。特に国際関係学では、フレッチャー法律外交大学院(Fletcher School)が全米TOP10入りしており、国際的にも名高い。 歴史1852年、チャールズ・タフツがタフツ・カレッジ(Tufts College)を設立し、「岡の上の明かり」を作りたいと言って、メドフォードにおいて標高が最も高かったウォルナットヒル(Walnut Hill)をキャンパス用地として寄付した。当初は、万人救済主義教会との友好関係があったが、現在タフツ大学は無宗派である。 1954年にタフツ大学へ改称されたが、法人名は変更せず「タフツ・カレッジ評議会」("The Trustees of Tufts College")のままである。 特徴アカデミックスコア(Selectivity Rank)による合格難易度ランキングは、全米17位である[5]。2015年度版 U.S. NEWS&WORLD REPORTによる総合ランキングは、全米27位である。 2010年の志願者は15,437人(合格者は24パーセント)、2011年の志願者は17,130人(合格者は21.8パーセント) に達した。2011年の入学者の90パーセントは、高校の成績が上位10パーセントの生徒であった。 2014年度は、志願者19,074人のうち3,288人が合格し、合格率は17.2%であった。合格した学生のSATスコア(2400満点)の中央値は、2040~2280、ACT(36満点)の平均値は、31であった[6]。 キャンパスは、メドフォード - サマービルと、ボストン、グラフトン、そしてフランスのタロワールの4ヶ所にある。 6つの図書館の蔵書総数は、1,214,414冊である。また、古典文献学のリソースサイトである『ペルセウス電子図書館』を提供している。 スポーツ・サークル・伝統
タフツ大学のマスコットは、象のジャンボ。1882年にサーカス興行主のP・T・バーナムが行った多大な寄付に敬意を払い、バーナムのサーカスの人気者であった象のジャンボを、大学のマスコットとしたものである。ジャンボは死後剥製にされて、バーナム・ホールの地階に展示されていたが、ホールの火災により1974年に焼失してしまった。現在では、ジャンボに似せた石膏像が、校舎中庭に置かれている。 タフツの運動競技選手たちにとり、ジャンボの剥製は、幸運の源と考えられていた。大きな試合や試験の前などには、彼らは、剥製の尻尾を引っ張ったり、牙の上に小銭を置いて、幸運を願ったと云う。この尻尾は、1942年に剥製の修繕が行なわれた際に交換され、以前の物は大学図書館の記録保管所に収蔵されている。ジャンボの焼失の翌日、剥製のあったあたりの灰が集められ、ピーナッツバター瓶に入れられた。この瓶も、タフツ大学の運動コーチや選手たちにとり幸運のお守りになっており、大試合の前に瓶を撫でると勝つことができると信じられている。 主な出身者
関連項目脚注
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