ソユーズTMA-08M (Soyuz TMA-08M、ロシア語 : Союз ТМА-08M )は、国際宇宙ステーション への往来を目的とするロシア のソユーズ のミッションである。第35次長期滞在 の3人の乗組員を輸送した。TMA-08Mは、1967年の最初の打上げ以来、ソユーズによる117回目の有人宇宙飛行 である。ソユーズは、緊急脱出船として、第36次長期滞在 の間、宇宙ステーションとドッキングして宇宙に留まる。打上げ時と同じ3人の宇宙飛行士 を乗せて、2013年9月に帰還した。
ソユーズTMA-08Mは、通常の2日間のランデブー に代え、ロシア連邦宇宙局 が開発し、プログレスM-16M 及びプログレスM-17M で試験された、大西洋横断飛行 よりも短い[ 2] [ 3] 6時間のランデブーを利用した。
乗組員
2013年3月7日に赤の広場 に記念旅行に行ったソユーズTMA-08Mの乗組員
バックアップ
[ 4]
打上げ
バイコヌール宇宙基地から打ち上げられるソユーズロケット
打上げ機のソユーズFG ロケットは、2013年3月26日に公開された。打上げ機は、発射台に設置された後、カウントダウンの準備がなされ、3月28日に打ち上げられた。実験装置を含む最後の荷物は、発射台上のソユーズに運び込まれた。
ソユーズTMA-08Mを乗せたソユーズFGロケットは、20時43分(GMT)にバイコヌール宇宙基地 のガガーリン発射台 から打ち上げられた[ 5] [ 6] [ 7] 。ソユーズの全ての段は正常に機能し、9分後には、乗組員を宇宙に運んだ。船長のヴィノグラードフは中央の座席に座り、ミシュルキンは左、キャシディは右に座った。
ドッキング
軌道に到達すると、ソユーズTMA-08Mはすぐにランデブーの操作を開始した。最初の軌道で、宇宙船は2つのエンジンを燃焼させた。2周目の軌道で、地球局から真の軌道パラメータが送信された。これらのパラメータを元に、ソユーズは、次の5時間で8つのエンジンを燃焼させた。
ソユーズTMA-08Mと宇宙ステーションのドッキングは打上げから6時間後、4周目の軌道で達成された。3月29日2:28 (GMT)、計画より若干早く、宇宙船はミニ・リサーチ・モジュール2 にドッキングした。これは、有人での国際宇宙ステーションへのドッキングの最速記録となった[ 8] 。以前のソユーズのドッキングには2日間を要していた[ 6] 。
4:35(GMT)にハッチが開いた後、新しく到着したソユーズの乗組員は、第35次長期滞在のクリス・ハドフィールド とトーマス・マーシュバーン 、ロマン・ロマネンコ に歓迎された。6人の乗組員は、モスクワ近郊のコントロールセンターに集まったそれぞれの家族や職員と歓迎セレモニーを行った。
出典
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