愛称
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制作年
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所有していた人物
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備考
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Backex-Back[35]
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1666年
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Fridart Foundation
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Dubois
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1667年
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Canimex inc.
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アレクサンドレダコスタに貸与中[36]。
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Aranyi
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1667年
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Francis Aranyi (collector)
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1986年11月12日、サザビーズロンドンで販売[37]。
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Captain Savilleex-Captain Saville
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1667年
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Jean-Baptiste Vuillaume Captain Saville (1901 - 1907)
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現在アンドレ・リュウに貸与中[38]。
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アマテーゼ (Amatese)
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1668年
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ストラディヴァリの最も初期の楽器の1つとして多くの参考書に記載されているが、現代のコンセンサスは、ストラディバリウスではないというものである。1982年2月3日にサザビーズニューヨークで「面白いバイオリン」として販売された[39]。
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Clisbee
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1669年
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Mrs. Clisbee
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2003年からイタリアのクレモナにあるMuseo del Violinoで展示されている[40]。
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オイストラフ (Oistrakh)
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1671年
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グリンカ中央音楽博物館(モスクワ)
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ダヴィッド・オイストラフが所有していたもの。オイストラフはベルギー王妃エリザベートから1969年に受け継いだ。この楽器はニコロ・アマティの様式で作られており、小振りの楽器でオイストラフの手には合わなかったため、オイストラフはこの楽器で演奏することはなかった。オイストラフの死後、夫人がグリンカ中央音楽博物館に寄贈[41]。この楽器は1996年5月に盗まれたが2001年に戻された[42]。
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Selliere
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1672年
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カルロス4世 (スペイン王)
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Spanish
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1678年
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フィンランド文化財団
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フィンランド人ヴァイオリニストエリーナ・バハラに貸与[43]。
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ヘリエ (Hellier)
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1679年
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Sir Samuel Hellier
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スミソニアン協会
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Paganini-Desaint
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1680年
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日本音楽財団[31]
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パガニーニ・クァルテットに含まれる。2017年8月現在、ハーゲン弦楽四重奏団のライナー・シュミットに貸与されている。
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1680年
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The collection of Mr & Mrs Rin Kei Mei
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1681年
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Reynier and Count de Lachenais
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ナポレオン3世からフランスのヴァイオリニスト、レオンレイニエルに贈られたと思われる。レオンレイニエルは、1881年にマルセイユのラシェナイ伯爵に売却した。アルバート・カレッサの仲介により、1924年にジョン・ワナメーカーのコレクションとなり、1929年にはルドルフ・ウーリッツァー社に買収された。最後に知られた所有者はMiles Franklin Yountであった。Reynierは1727年のバイオリンも所有していた(下記を参照)[44]。
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Fleming
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1681年
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Bucher
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1683年
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2019年よりアルマ・ドイッチャーに貸与中。この貸し出しはTarisio Trustによって管理されている。
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Derpinina
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1683年
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Cipriani Potter
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1683年
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Cipriani Potter
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Cobbett; ex-Holloway
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1683年
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ストラディバリ協会の仲介により、セジョンへ貸与[45]。
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Croallex-Croall
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1684年
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WestLB
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Elphinstoneex-Elphinstone
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1684年
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2005年以来、ウクライナのキエフフィルハーモニー管弦楽団の芸術監督兼指揮者であるフィリップグリーンバーグが所有している。
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The Marquis
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1685年
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Marchese Spinola
Mark Kaplan
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Arma Senkrahex-Arma Senkrah
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1685年
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The Ruggeri - Stiftung。
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ボグダンボゾビッチに貸与中。
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Castelbarcoex-Castelbarco
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1685年
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Eugenie, ex-Mackenzie
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1685年
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anonymous
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フォートワース交響楽団のアソシエイトコンサートマスター、スワン・リンに貸与中[46]。
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Nachezex-Nachez
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1686年
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Dr. Winfred and Mr. John Constable[47]
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Rosenheim
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1686年
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William Rosenheim [48]
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Goddard
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1686年
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Miss Goddard Antonio Fortunato[49]
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Ex Bello, Marie Law
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1687年
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c.1875: from George Parsons to Hart & Son (London)
c.1900: John Lawson (Liverpool)
c.1910: Anonymous, lent to Marie Law
1921: Robert A. Bower (Somerset, UK)
1924: Rudolph Wurlitzer Company (Cincinnati, USA)
1927: J. Mariano Bello (Mexico)
1997: Anonymous
2012: Italian collector from Rare Violins New York auction
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マリステッラ・パトゥッツィに貸与中。ストラディヴァリは、デッカのアルバム「インティマメンテ・タンゴ」(2015、No。4811489)と、ブリリアント・クラシックスが出版したマヌエル・デ・シカの新しいヴァイオリン協奏曲(2014、No。94905)の録音に使用された。
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オーレ・ブル (Ole Borneman Bull)
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1687年
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オーレ・ブル (1844) Dr. Herbert Axelrod (1985 - 1997)
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1997年にハーバート・R・アクセルロッドがスミソニアン協会に寄贈したもので、現在はアクセルロッド・カルテットの一部となっている。
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Mercur-Avery
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1687年
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2002年からボルティモア交響楽団のコンサートマスターであるジョナサン・カーニーに貸与中。
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1688年
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The collection of Mr & Mrs Rin Kei Mei
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Baumgartner
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1689年
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Canada Council for the Arts
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2021年までEmma Meinrenkenに貸与中[50]。
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Arditi
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1689年
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Dextra musica AS, Norway
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オスロ・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスター、エリーゼ・バトネスに貸与中。
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Spanish I
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1689年
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Patrimonio Nacional, Palacio Real, Madrid, Spain[51]
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ロス・デコラドスとロス・パラティノスと呼ばれるヴァイオリンのデュオ(スペイン語IとII)の一部で、スペイン宮廷のヴィオラ(1696年)とチェロ(1694年)と合わせてデル・クアルテート・レアル(王家の四重奏)とも呼ばれている。
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Spanish II
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1689年
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Patrimonio Nacional, Palacio Real, Madrid, Spain[51]
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ロス・デコラドスとロス・パラティノスと呼ばれるヴァイオリンのデュオ(スペイン語IとII)の一部で、スペイン宮廷のヴィオラ(1696年)とチェロ(1694年)と合わせてデル・クアルテート・レアル(王家の四重奏)とも呼ばれている。
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Ex-Leopold Auer
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1690年
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ストラディヴァリ協会の仲介により、ヴァディム・グルズマンへ貸与[52]。
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Bingham
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1690年
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Boissier-Sarasate
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1690年
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Real Conservatorio Superior de Musica de Madrid
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その所有者にちなんで名付けられたこのバイオリンは、以前はナバラのミュージシャン、パブロ・デ・サラサーテが所有していた2つのストラディバリウス楽器の1つである[53]。
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Ex-Ries
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1691年
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ラインホールド・ヴュルト音楽財団
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2008年よりヨシフ・レンドヴァイJr.に貸与。2020年10月より、ドイツ人ヴァイオリニストのヴェロニカ・エーベルレに貸与中。
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Bennett
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1692年
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Winterthur-Versicherungen
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ハンナ・ヴァインマイスターに貸与中。
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Falmouth
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1692年
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Gert-Jan Kramer[54]
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ダラス交響楽団コンサートマスター、アレックス・カーに貸与中。
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’’Queux de Saint-Hilaire
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1692年
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Long-pattern (longuet).。シテ・ド・ラ・ミュジック 音楽美術館(パリ)
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1890年にパリ国立高等音楽・舞踊学校に寄贈。シテ・ド・ラ・ミュジック 音楽美術館 に展示中[55]。
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Gould
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1693年
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George Gould [56]
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1955年にグールドからメトロポリタン美術館に遺贈。
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Harrison
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1693年
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Richard Harrison Henry Hottinger Kyung-wha Chung
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国立音楽博物館のコレクション[57]。
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Baillot-Pommerau
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1694年
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かつてアーサー・キャターオールが所有し、その後アルフレード・カンポリが所有[58]。
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ex-Halíř or Strad Halir 1694
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1694年
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カレル・ハリーシュ Philip Greenberg, Artistic director and conductor of the Kiev Philharmonic, Ukraine Dr. Harold Dinkens Robert Schumitzky, Associate Concertmaster at Opera Pacific Orchestra and first violin at Orchestra Nova San Diego and Pacific Symphony
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1905年10月19日、リヒャルト・シュトラウスが[[シュターツカペレ・ベルリン
]]を指揮し、カレル・ハリーシュがこの楽器を演奏して、 シベリウスのヴァイオリン協奏曲の改訂稿を初演した。
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Francesca
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1694年
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メトロポリタン美術館
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1933年、アニー・ボルトン・マシューズ・ブライアントが遺贈[59]。
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Rutson
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1694年
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王立音楽アカデミー
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クリオ・グールドが演奏[60]。
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Fetzer
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1695年
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Lincoln
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1695年
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1970年にダッドリー・ペラム夫人が、ハレ管弦楽団に指導者が使用するために貸与することを条件に、リンカンの人々に遺贈した[61]。
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1696年
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韓国生まれのクラシック音楽家、キム・ミンジンが所有。2010年にロンドンのユーストン駅で盗まれたが、2013年に回収されて競売にかけられ、英国のヴァイオリニスト、アンドリュー・ベルナルディが率いる英国の音楽祭に138万ポンドで落札された[62][63][64]。
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パガニーニ (Paganini)
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1697年
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Edvin Marton
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ディマ・ビランは、このトラディバリウスを演奏し、エフゲニー・プルシェンコとエドヴィン・マートンとともに、ユーロビジョン・ソング・コンテスト2008で優勝した[65]。
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Molitor[66]
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1697年
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Madame Juliette Recamier, Paris (? - 1804) Count Gabriel-Jean-Joseph Molitor, Paris (1804 - 1849) Molitor family (1849 - 1917) J. Mazeran, Paris (1917 - 1923) The Curtis Institute, Philadelphia (1929 - 1936) R. A. Bower, Somerset (1937 - 1957) Muriel Anderson, Londonderry (1957 - 1989) Elmar Oliveira (1989 - 1994) Albert Stern (1994 - 2010)[67][68] Anne Akiko Meyers (2010 -)[69]
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ナポレオン・ボナパルトが所有していたと考えられている。2011年6月20日にレディ・ブラントが落札されるまでの世界新記録[70]となる360万ドルでタリシオオークションにおいて落札された。
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Cecilia C A (Capitulum Agriense)
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1697年
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Formerly owned by Zelnik Istvan Southeast Asian Gold Museum since 2011, now played by Katalin Kokas[71]
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1827年にJohann Ladislaus Pyrker、1945年に未知のプロテスタントまたはユダヤ教徒、2011年にアラニムゼウムが所有。
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ex. Rainville
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1697年
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NPO法人イエロー・エンジェル
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Cabriac
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1698年
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麻生泰が所有[72][73]。
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Baron Knoop
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1698年
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ヨハン・クヌープ男爵が所有していた11台のストラディバリ・ヴァイオリンのうちの1台。
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ヨアヒム (Joachim)
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1698年
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Fridart Foundation
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ユーゴ・コルチャック、ジョーン・フィールドが所有していたが、現在はデビッド・ジョセフォウィッツ博士が所有している(ジュネーブのフリダート財団)[74]。
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Duc de Camposelice
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1699年
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Cho-Liang Lin
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Lady Tennant; Lafont
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1699年
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Charles Phillipe Lafont Marguerite Agaranthe Tennant
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ストラディヴァリ協会の仲介によりiang Gaoに貸与され[75]、2005年4月にクリスティーズのオークションで2,032,000ドルで落札された[76]。
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Countess Polignac
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1699年
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ギル・シャハムに貸与。
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Castelbarco
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1699年
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アメリカ議会図書館
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寄贈:ガートルード・クラーク・ウィットール[77]
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Kustendyke
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1699年
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Royal Academy of Music
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Crespi
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1699年
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Fridart Foundation
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ex-Berglund
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1699年
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フィンランド文化財団
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指揮者のパーヴォ・ベルグルンドが以前所有していたもの。2012年6月、フィンランド文化財団がベルグルンドの遺産から購入[78]。アンティ・ティッカネンに貸与されている[79]。
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The Penny
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1700年
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Barbara Penny
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ドラゴネッティ (Dragonetti)
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1700年
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日本音楽財団[31]
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イタリアの著名なコントラバス奏者ドメニコ・ドラゴネッティによって大切に所有されていたことから、この名前で呼ばれる。以前はアルフレード・カンポリが所有していたが、現在はヴェロニカ・エーベルレが演奏している。前田妃奈へ貸与[80]。
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Jupiter
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1700年
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Giovanni Battista Viotti
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1964年からアーノルド・ベルニック(カリフォルニア州ロサンゼルス)が所有し、演奏している。
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Taft; ex-Emil Heermann
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1700年
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Canada Council for the Arts
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2009年から2012年までカウンシルの1729年製グァルネリを所有していたNikki Chooiに貸与されていた[81]が、現在はChooiの弟のTimothy Chooiに貸与されている[82]。
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Ward
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1700年
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アメリカ議会図書館
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寄贈:ガートルード・クラーク・ウィットール
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Dushkin
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1701年
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バッファロー・フィルハーモニー管弦楽団コンサートマスター、デニス・キムに貸与。
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Markees
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1701年
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Music Chamber
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麻生泰が所有[72][83]。
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Irish
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1702年
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Pohjola Bank Art Foundation, Finland
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Antti Tikkanenに貸与[84]。
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Conte de Fontana; ex-Oistrakh
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1702年
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Riccardo Brengola Pro Canale Foundation
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Mariana Sirbuに貸与 以前はデビッド・オイストラフ(1959-1966)が所有していた。1959年にパリで購入し、1966年に1705年製のマルシックと交換した[85]。
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Lukens; Edler Voicu
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1702年
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A. W. Lukens Ion Voicu Romania Culture Ministry
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アレクサンドル・トメスクに2023年まで貸与中[86][87]。
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King Maximilian Joseph
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1702年
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Maximilian Joseph III of Bavaria 1745/77
King Maximilian Joseph of Bavaria 1799/1825
King Ludwig II of Bavaria 1864
Franz Rampftler (Munich) 1886
von Knorzinger and his family 1920/23
Hug & Co. 1923
Hamma & Co. (Stuttgart)
Marc E. Maartens (Kew Gardens)
Victor Mannheimer 1925/28
Mannheimer family 1928/61
Rembert Wurlitzer Inc. 1961
Irving Levick (Buffalo) 1961/98
Anonymous Stradivari Society Patron
Anonymous group of investors 2007[88][89]
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ベレント・コルフカーに終身貸与[90]。
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Lyall
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1702年
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Lord Borwick
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1702年
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株式会社 黒澤楽器店
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2020年より髙木凜々子に貸与[91]。
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Antonio Stradivari
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1703年
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Bundesrepublik Deutschland
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ベルリン楽器博物館 (英語版)に展示[92]。
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La Rouse Boughton
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1703年
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オーストリア国立銀行[93]
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コペルマン・カルテットのボリス・クシュニールに貸与。
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Lord Newlands
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1702年
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日本音楽財団[31]
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イギリスのニューランズ卿(1825~1906)によって生涯大切にされていたため、この名前で呼ばれる。レイ・チェンに貸与[94] キム・スーヤンに貸与[95]。
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Allegretti
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1703年
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Alsager
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1703年
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Lady Harmsworth
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1703年
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Paul Bartel
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ストラディヴァリ協会の仲介により、クリストフ・バラティに貸与[96]。
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Emiliani
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1703年
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アンネ=ゾフィ・ムター
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Foulisex-Foulis
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1703年
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カレン・ゴーミヨに貸与[97]。
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Liebig
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1704年
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Wolfgang Schneiderhan Rony Rogoff
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1991年よりロニー・ロゴフが所有。
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Betts
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1704年
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アメリカ議会図書館
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ガートルード・クラーク・ウィットールが寄贈[98]。
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Gleni
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1704年
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Sleeping Beauty
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1704年
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Landeskreditbank Baden-Wurttemberg - Forderbank (L-Bank)
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イザベル・ファウストに貸与されている。オリジナルのネックが残っている数少ないストラディヴァリのバイオリンの一つ。
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Prince Obolensky
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1704年
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エスター・ユーに貸与。
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ex. Viotti
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1704年
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NPO法人イエロー・エンジェル
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Baron von der LeyenBaron von der Leyen
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1705年
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Private owner
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2012年4月26日、Talisio社により260万ドルで競売にかけられる[99]。
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Marsick Oistrakhex-Marsick; ex-Oistrakh
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1705年
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ダヴィド・オイストラフ(1966-1974)が以前所有していたもので、1702年製のコンテ・ディ・フォンタナとの交換で入手[100]。
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Tadoliniex-Tadolini
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1706年
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The collection of Mr & Mrs Rin Kei Mei
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Brustleinex-Brustlein
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1707年
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オーストリア国立銀行[93]
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La Cathedrale
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1707年
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Nigel Kennedy
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ex-Prihoda
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1707年
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Luz Leskowitz
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ルッツ・レスコウィッツの師匠であるチェコのヴァイオリニスト、ヴァアア・ピホーダが以前所有していたもの[101]。
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Hammer
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1707年
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Christian Hammer (collector)
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2006年5月16日、ニューヨークのクリスティーズで、5分間の入札の後、3,544,000米ドル(2,765,080ユーロ)で落札された[102][103]。
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1707年
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Russian State Collection - Glinka Museum, Moscow
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Le Davidoff
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1708年
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Musee de la Musique, Paris
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1887年に美術館に遺贈される
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Le Tua
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1708年
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Musee de la Musique, Paris
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1935年に当館に寄贈
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Burstein; Bagshawe
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1708年
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ジェイコブス家が所有し、サンディエゴ交響楽団のコンサートマスターであるジェフ・セイヤーに貸し出されている。
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Huggins
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1708年
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日本音楽財団[31]
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イギリスの天文学者ウィリアム・ハギンス卿が購入し、生涯所有していたことから「ハギンス」と呼ばれている。ヴァイオリンのためのエリザベート王妃コンクールの直近の優勝者、現在2019年版の優勝者ステラ・チェンに貸与されている[104]。ドミトロ・ウドヴィチェンコに貸与[105]。
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Regent
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1708年
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Owned by the Fridart Foundation
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Ruby
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1708年
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ストラディヴァリ協会の仲介により、チェン・シーに貸与[106]。
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Strauss
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1708年
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ストラディヴァリ協会の仲介により、クララ=ジュミ・カンに貸与[107]。
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Greffuhle
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1709年
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1997年にハーバート・R・アクセルロッドによりスミソニアン博物館に寄贈された。現在はアクセルロッド・カルテットの一員。
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Berlin Hochschule
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1709年
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Hammerleex-Hammerle; ex-Adler
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1709年
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Osterreichische Nationalbank[93]
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ライナー・ホーネックに貸与。
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Ernst
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1709年
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Heinrich Wilhelm Ernst About 1850-1865 Wilma Neruda 1872
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2003年までDenes Zsigmondyに貸与。
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Engleman
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1709年
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日本音楽財団[31]
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アメリカのアマチュア・ヴァイオリン奏者で臨床医学博士のエフレイム・エングルマンが所有していたことから、この名前で親しまれている。ヴィルデ・フラングに貸与 ティモシー・チューイに貸与[108]。
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King Maximilian; Unico
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1709年
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Axel Springer Foundation
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ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスター、ミシェル・シュヴァルベに貸与(1966 - 1986年)[109]。1999年に盗まれたと報告[110]。
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Viotti; ex-Bruce
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1709年
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Royal Academy of Music
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2005年7月に英国政府が相続税の代わりに取得した後、英国王立音楽院に割り当てられた。追加資金は、National Heritage Memorial Fund、National Art Collections Fund、J & A Beare、The Belmont Trust、Nigel Brown、the members of the Bruce family、Albert Frost CBE、Elizabeth Insall、Ian Stoutzker OBE、Old Possum's Practical Trust、BBC Two's The Culture Show、匿名の寄付者から提供された。
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Marie Hall
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1709年
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Giovanni Battista Viotti The Chi-Mei Collection
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ヴァイオリニスト、マリー・ホールにちなんで命名。
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Kempnerex-Kempner
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1709年
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Soovin Kimに貸与
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La Pucelle
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1709年
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Huguette Clark[111] David Fulton[111]
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19世紀にパリのディーラー、ジャン・バティスト・ヴィヨームが分解し、ラ・ピュセルと呼ばれる処女戦士ジャンヌ・ダルクの彫刻を施したテールピースを追加した[112]。
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Camposelice
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1710年
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日本音楽財団[31]
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1880年代にフランスのカンポセリーチェ公爵の手に渡ったことから「カンポセリーチェ」と呼ばれている。スヴェトリン・ルセフに貸与。マリア・ドゥエニャスに貸与。[113]。
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Lord Dunn-Raven
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1710年
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アンネ=ゾフィ・ムター
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Roedererex-Roederer
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1710年
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ダヴィッド・グリマルに貸与(アイラ・エルデュランが37年間所有)。
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Vieuxtempsex-Vieuxtemps
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1710年
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Purchased 1900 by Leopold Geissmar, a lawyer and amateur musician in Mannheim His daughter Berta had it in 1944.[114]
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サミュエル・マガド(シカゴ交響楽団コンサートマスター、1972年~2007年)に貸与されているVieuxtemps-Hauserのバイオリンと混同しないこと。
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Dancla
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1710年
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江藤俊哉
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ストラディバリが66歳の頃に製作した楽器。シャルル・ダンクラ(Charles Dancla)、およびナタン・ミルシテイン(Nathan Milstein)が使用していたことに由来し、"ダンクラ/ミスシテイン"と呼ばれている。
保存状態が非常に良い1本で、スクロールの黒い縁飾りがきれいに残っている。1717年と記されたラベルが貼られているが、これはオリジナルではない。また、鉛筆書きで「Charles Dancla, 1873」と書かれている[115]。
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Davis
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1710年
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Mr. and Mrs. William S. Davis
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フォートワース交響楽団コンサートマスター、マイケル・シーに貸与されている[116]。
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1710年
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Russian State Collection - Glinka Museum, Moscow
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the Antonius
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1711年
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Metropolitan Museum of Art
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アニー・ボルトン・マシューズ・ブライアントの遺贈(1933年)[117]。
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the Lady Inchiquin
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1711年
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previously owned by Fritz Kreisler
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ドイツの銀行会社、フランク・ピーター・ツィンマーマンが演奏。WestLB AGが彼の使用のために購入したもの[118]。
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Earl of Plymouth; Kreisler
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1711年
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Los Angeles Philharmonic[119]
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1925年、プリマス伯爵の屋敷の倉庫で、メサイアやアラードのヴァイオリンと共に発見される。1928年にフリッツ・クライスラーが購入し、その後1946年に彼が売却した[120]。
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Liegnitz
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1711年
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以前はシモン・ゴールドバーグが所有していた。
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Tartini
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1711年
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NPO法人イエロー・エンジェル
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Viotti
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1712年
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Giovanni Battista Viotti Henry Hottinger Collection
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1965年からはアイザック・フルヴィッツが所有している。
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Le Fountaine
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1712年
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これは1712年に製作された「ヴィオリーノ・ピッコロ」で、上から下までの長さが475mmと、通常のバイオリンよりも100mmほど短くなっている[121]。
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Le Brun
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1712年
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Niccolo Paganini From circa 1806 Charles-Francois Lebrun Boutillier Family Until 1893 Chardon et Fils From 1893 Vincenzo Sighicelli From 1922 Otto Senn From 2008 Anonymous concert violinist
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2001年11月13日、サザビーズのオークションで落札。2015年11月から2016年1月まで、アーカンソー交響楽団のコンサートマスターであるキリル・ラスカロフに貸与されていた[122]。
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Karpilowsky
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1712年
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Harry Solloway
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行方不明:1953年にロサンゼルスのソローエイの邸宅から盗まれた。
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Schreiber
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1713年
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Antonio Stradivari
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1713年
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Boissier-Sarasate
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1713年
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Real Conservatorio Superior de Musica de Madrid
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サラサーテ・レガンシー 1909年
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Daniel
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1713年
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ファン・パブロ・レイノソに貸与中。
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Sancy
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1713年
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Ivry Gitlis
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Gibson; ex-Huberman
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1713年
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Bronisław Huberman Joshua Bell
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フーベルマンから2度盗まれる。
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Lady Ley
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1713年
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Stradivarius family
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中国のヴァイオリニスト、姚珏)(中国語版)(ヤオ・ジュエ)が所有。
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Wirt
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1713年
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The Chi-Mei Collection
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ドルフィン (Dorphin)
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1714年
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ヤッシャ・ハイフェッツ 日本音楽財団[31]
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1860年代にこの楽器を所有していたロンドンの楽器商ジョージ・ハートが、光沢の美しい裏板のニスと華麗な見栄えが優美なイルカが光り輝いている様を思わせることから「ドルフィン」と名付けた。諏訪内晶子に長期貸与されていた(2000-2020年)が返却され、現在は、レイ・チェンに貸与中[123]。
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Soil
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1714年
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Amedee Soil Yehudi Menuhin Itzhak Perlman
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Berouex-Berou; ex-Thibaud
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1714年
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Jacques Thibaud
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ダヴィッド・オイストラフが以前所有していた(彼の最初のストラディバリウスは1956年にアメリカで購入)[124]。
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Le Maurien
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1714年
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2002年に盗難に遭う。
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Leonora Jackson
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1714年
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William Sloan Collection
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Massart
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1714年
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Lambert Massart Gyorgy Pauk
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Sinsheimer; General Kyd; Perlman
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1714年
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Itzhak Perlman David L. Fulton
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Smith-Quersin
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1714年
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Osterreichische Nationalbank[93]
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ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のリーダー、ライナー・ホーネックに貸与されている。
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ex. Da Vinci
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1714年
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NPO法人イエロー・エンジェル
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アラード=バロン・ヌープ (Alard-Baron Knoop)
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1715年
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Juan Luis Prieto
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「アラード」という名前は、フランスの名ヴァイオリニスト、ジャン=デルファン・アラールの名から取られた。 1981年にオークションでシンガポールのコレクターに120万ドルで売却された[125]。
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Baron Knoop; ex-Bevan
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1715年
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David L. Fulton
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Bazziniex-Bazzini
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1715年
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マッテオ・フェデリに貸与される[126]。
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Cremonese; ex-Harold; Joseph Joachim
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1715年
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Joseph Joachim Municipality of Cremona
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イタリアのクレモナ市にあるMuseo del Violinoで展示されている。
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Emperor
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1715年
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George Haddock (1876-1907) Edgar Haddock (1907-1910) Jan Kubelik
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1910年、ヤン・クーベリックに£10,000で売却。
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Duke of Cambridge; ex-Pierre Rode
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1715年
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NPO "Yellow Angel"
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ジャニーン・ヤンセン(2020年9月より - 欧州の篤志家の厚意による)[127]
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Joachim
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1715年
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日本音楽財団[31]
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19世紀ハンガリー出身の名ヴァイオリン奏者ヨーゼフ・ヨアヒムが所有していたストラディヴァリウス1715年製ヴァイオリン3挺の内の1つ。また、ヨアヒムからヴァイオリンのレッスンを受けていた彼の兄弟の孫娘アディラ・ダラーニ(d’Aranyi)に遺贈されたことから「ヨアヒム=アラーニ」(Joachim-Aranyi)という名前でも知られている。レイ・チェンに貸与。外村理紗に貸与[128]。
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Lipiński
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1715年
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Giuseppe Tartini
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ミルウォーキー交響楽団のコンサートマスター、フランク・アーモンドに貸与される[129]。2014年1月27日、武装強盗事件で盗まれ[130]、その後回収された[131]。
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Marsick
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1715年
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James Ehnes
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Titian
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1715年
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Cho-Liang Lin
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Ex Adolf Busch
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1716年
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2010年よりデビッド・ギャレットが所有。
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Le Provigny
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1716年
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Musee de la Musique, Paris
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1909年に当館に遺贈されたもの。
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Cessole
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1716年
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Berthier
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1716年
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Baron Vecsey de Vecse Franco Gulli[132]
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Booth
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1716年
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日本音楽財団[31]
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英国のブース夫人が所有していたことから名付けられた。ブース夫人は、自身の子供たちのためにストラディヴァリの楽器でクァルテットを形成するため、1855年から1856年頃にパリの楽器商ジャン=バティスト・ヴィヨームからこの楽器を購入した。アラベラ・シュタインバッハーに貸与、以前は佐藤俊輔に貸与、以前はジュリア・フィッシャーに貸与[133] MINAMI (吉田南)に貸与[134]。
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Colossus / le pockface
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1716年
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J Chang[要出典]
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2013年にeBayで個人コレクターに回収される(以前はエステート・セールから)。
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Duranti
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1716年
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Mariko Senju[135]
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Milstein ex Goldman
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1716年
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Nathan Milstein
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Charles BeareとMilsteinファミリーがJerry Kohlに売却。
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Monasterio
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1716年
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Ruggiero Ricci
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ヴァイオリニスト、作曲家であるイエス・デ・モナステリオにちなんで名付けられた[136]。サイラス・フォロー
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Provigny
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1716年
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メシア (Messiah)
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1716年
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アシュモレアン博物館
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この楽器はイタリア人楽器商のルイジ・タリシオが保有していたが、タリシオはヴィヨームなどパリの楽器商にいつもこの楽器の素晴らしさを語っていた。そして「次は必ず持ってきて見せましょう」と約束していたが、実際に楽器を持ってくる気配はなかった。それでヴィヨームの娘婿でヴァイオリニストのジャン・アラールが「それでは、まるでメシアを待つユダヤ人のようだ」と言った。これが「メシア」の名前の由来である。オックスフォードのアシュモリーン博物館に展示されている、1710年製のP.G.ロジェリのバイオリンと同じ木で作られている[137]。
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Windsor-Weinsteinex-Windsor-Weinstein; Fite
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1716年
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Canada Council for the Arts
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ティモシー・チョイに貸与されている[138]。
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Baron Wittgenstein
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1716年
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The Bulgarian state
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ジョン・コリリアーノ・シニア(元ニューヨーク・フィルハーモニックのコンサートマスター)が所有していたもの。1979年よりミンチョ・ミンチェフに貸与中。
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Gariel
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1717年
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Jaime Laredo
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ニコラ・ベネデッティ
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Wieniawskiex-Wieniawski
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1717年
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Baumgartnerex-Baumgartner
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1717年
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Lucerne Festival Strings
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ダニエル・ドッズに貸与中。
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ToennigesToenniges
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1717年
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Strad with the Vuillaume Back The Lawrence Welk Show Dick Kesner and his Magic Stradivarius
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ディック・ケスナー、ポール・トエニゲス(カリフォルニア州スタジオシティ(英語版))
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Kochanski
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1717年
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Pierre Amoyal Paweł Kochański
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1987年に盗難に遭い、1991年に回収[139]。
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Sasserno
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1717年
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日本音楽財団[31]
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1845年からフランスのサセルノ伯爵が所有していたことからこの名前で呼ばれている。2012年までViviane Hagnerに貸与。2013年からアリナ・ポゴストキナに貸与中[140]。
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ハンマ 1717 (Hammer 1717)
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1717年
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前澤友作
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ストラディバリウスにしては男性的[141] といわれ、「ストラドの中では音が出にくい“強い楽器”で弓をきちっと弦に吸い付かせてひかないと音が出ない」。コレクターのハウエ家が所有した後、シュトゥットガルトのハンマ商会が所有していたことが名前の由来(ハンマ商会は他のストラディバリウスも所有していたことがあり、それらは「ハンマ1716」などと呼ばれる)。元ベルリンフィル第1コンサートマスターのコリヤ・ブラッハーやアルバン・ベルク四重奏団のギュンター・ピヒラー、中澤きみ子らが奏した。
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Viotti; ex-Rose
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1718年
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Giovanni Battista Viotti Osterreichische Nationalbank[93]
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ヴォルクハルト・シュトイデに貸与。
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Chanot-Chardon
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1718年
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Timothy Baker Joshua Bell
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ギターのような形をしており[142]、Simone Lamsmaに貸与。
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Firebird; ex-Saint Exupery
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1718年
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Salvatore Accardo
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ニスの色と楽器の輝かしい音色から名付けられた。
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Marquis de Riviere
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1718年
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Daniel Majeske
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1969年から1993年までクリーブランド管弦楽団のコンサートマスターを務めていたマジェスケが演奏。
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San Lorenzo
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1718年
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NPO法人イエロー・エンジェル
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Georg Talbotより取得。
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Count Vieriex-Count Vieri
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1718年
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The collection of Mr & Mrs Rin Kei Mei
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Lauterbach
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1719年
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Johann Christoph Lauterbach J.B. Vuillaume Charles Philippe Lafont[143]
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Zahn
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1719年
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LVMH
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Wieniawski, Bower
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1719年
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Benz Mercedes Zurich
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チューリッヒ・トンハレ管弦楽団コンサートマスター、クライディ・サハッチに貸与。
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WoolhouseWoolhouse
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1720年
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ルドルフ・コエルマンが演奏。
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Bavarianex-Bavarian
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1720年
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Metropolitan Museum of Art
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[144]
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Madrileno
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1720年
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Rimma Sushanskaya teacher of Harvard wife of Benjamin Franklin Rembert Wurlitzer Duques de Osuna Ruggiero Ricci
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von Beckerath
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1720年
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Michael Antonello
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Thibaudex-Thibaud
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1720年
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Jacques Thibaud
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1953年9月1日、エールフランス178便の墜落事故で破壊される。
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Sinsheimer; Iselin
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1721年
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2008年にドイツのハノーバーで盗難に遭い、2009年に回収された[145]。
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レディ・ブラント (Lady Blunt)
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1721年
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日本音楽財団[146][147]
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エイダ・ラブレスの娘であり、バイロン卿の孫娘であるレディ・アン・ブラントにちなんで命名された。レディー・ブラントは、2011年6月20日にロンドンのオークションハウス「タリシオ」で最終的に£9,808,000(1,590万ドル)で落札され、収益は日本財団の東北地方太平洋沖地震津波救済基金に寄付された[148][149]。
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Jean-Marie Leclair
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1721年
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Jean-Marie Leclair
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グイド・リモンダに貸与[150]。
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Red Mendelssohn
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1720年
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Mendelssohn family Elizabeth Pitcairn Joseph Joachim
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1998年に公開された映画「レッド・バイオリン」のモチーフとなった ベルリンのフォン・メンデルスゾーン家のストラディヴァリのカルテットの一部であった。
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Birsou'
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1721年
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Leon Reynier
Joan Field Vy Thanh Dat Vietnam
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メトロポリタン美術館に所蔵されていた その所有者の一人として知られるアメリカのヴァイオリニスト、ジョーン・フィールド(1915-1988)は、1921年から1929年までこのBirsou'を演奏していた。2002年にジョシュア・ベルが「オミオ・バビーノ・カーロ」を録音している。
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The Macmillan
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1721年
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Tossy Spivakovsky
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ヤング・コンサート・アーティスツを通じてレイ・チェンに貸与(2008年~2012年)、香港プレミア・パフォーマンスズを通じてニン・フェンに貸与(2012年~現在)。
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Artot
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1722年
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Lorin Maazel
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Jules Falk
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1723年
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Viktoria Mullova
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1907年、アメリカのヴァイオリニスト、ジュール・フォークが購入した。ストコフスキー指揮のフィラデルフィア管弦楽団に17歳で入団し、後にアトランティックシティのスチール・ピアの音楽監督を務めた天才児。1957年に亡くなるまで、このストラディバリウス・ヴァイオリンを弾いていた。
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Jupiter; ex-Goding
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1722年
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日本音楽財団[31]
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英国の収集家ジェームズ・ゴディングによって「ジュピター」と名付けられたとされている。「インペラトル」または「旧ゴディング」としても知られている。五嶋龍に貸与[151]。それ以前は五嶋みどり、樫本大進、マンリコ・パドヴァーニ ジュゼッペ・ジッボーニに貸与[152]。
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Laub-Petschnikoff
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1722年
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Elman
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1722年
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Chi Mei Museum
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Cadiz
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1722年
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Joseph Fuchs
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ジェニファー・フラウツキーに貸与;スペインのカディス市にちなんで命名。
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Rode
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1722年
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Kiesewetter; ex-Keisewetter
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1723年
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Clement and Karen Arrison[153]
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ストラディヴァリ協会の仲介により、フィリップ・クイントに貸与される[154]。2008年4月21日にクイントがタクシーに忘れ、翌日に回収された。
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Earl Spencer
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1723年
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ニコラ・ベネデッティに貸与[155]
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Sarasate
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1724年
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Koltius Voloninis Niccolo Paganini (1817-1840) Jean-Baptiste Vuillaume Pablo de Sarasate Musee de la Musique, Paris since 1909[156]
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1817年にニコロ・パガニーニに売却され、1840年にパガニーニが死去すると、息子のジャン=バティスト・ヴィヨームに売却され、その後パブロ・デ・サラサーテが1909年に学生時代の思い出としてConservatoire de Musiqueに寄贈した。Musee de la Musiqueに展示されている[157]。
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Abergavenny
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1724年
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2010年よりレオニダス・カヴァコスが演奏
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Brancaccio
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1725年
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連合軍によるベルリン空襲で破壊。
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1928年までカール・フレッシュが所有していたが、銀行家でアマチュア・ヴァイオリニストのフランツ・フォン・メンデルスゾーンに売却[158]。
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Chaconne
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1725年
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Osterreichische Nationalbank[93]
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ライナー・クッヘルに貸与
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Leonardo da Vinci
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1725年
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Da Vinci family[159]
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Lubbock
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1725年
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Jean Jacques Grasset (17??-1839) Charles Francois Gand (Paris) (1839-1844) Meugy (1844-1892) W.E. Hill & Sons (1892-1893) Neville Lubbock & Miss Lubbock (1893-1917) Destreicher (1917-1925) W.E. Hill & Sons (1925-1928) Rudolph Wurlitzer Co. (1925-1928) Caroline Powers Thomas (Scarsdale NY)(1928-1960s)[160]
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フランスの芸術家・音楽家であるジャン・ジャック・グラッセが1839年に亡くなるまで所有していたが、アマチュア音楽家のミューギーが所有・演奏し、後にミス・ラボックが所有・演奏したことで、「ラボック」という俗称が定着した。
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Wilhelmj
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1725年
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日本音楽財団[31]
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1866年以降、約30年間この楽器を所有していたドイツの著名なヴァイオリン奏者アウグスト・ウィルヘルミに因んでこの名前が付けられた。ウィルヘルミの所有していた数多くのヴァイオリンのうち最も愛用されていた一挺。バイバ・スクライドに貸与されていたもので、"ウィルヘルム "という俗称を持つ数台のストラディヴァリのバイオリンのうちの1台。金川真由美へ貸与[161]。
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Hubay
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1726年
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Niccolo Paganini (until 1840) Baron Achille Paganini (1840) Jean-Baptiste Vuillaume (- 1870) Francois van Hal (from 1870) Jenő Hubay (1889 - 1900) Eugen de Fischer Farkashazy (1900 - 1928) Caressa (1928 -) Albert Caressa (1954 -)[162]
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パガニーニ、フーベイ、フー・ナイユアン、ロバート・ゲルレが演奏。現在はエドヴィン・マートンが演奏。
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Greville; Kreisler; Adams
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1726年
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NPO法人イエロー・エンジェル
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Fritz Kreislerより取得。
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Baron Deurbroucq
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1727年
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Baron Deurbroucq (The Hague) (1870) Robert Crawford (Edinburgh) W.E. Hill & Sons (1902) Hans Wessely (1903 - 1926) David D. Walton (Boston) (1926) Emil Herrmann (19?? - 1945) Fredell Lack (1945-2014) Beare's International Violin Society (2015 - 現在)
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現在、Janine Jansenが使用している[163]。
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Barrere
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1727年
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ストラディバリ協会の仲介により、ロザンヌ・フィリッピンに貸与[164]。
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Benvenuti
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1727年
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モーリス・ハッソンが所有[165]。
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Davidoff-Morini
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1727年
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owned by violinist Erica Morini, purchased for her by her father in Paris in 1924 for $10,000[166]
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1995年に盗まれて行方不明[167][168]。
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General Dupontex-General Dupont
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1727年
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Arthur Grumiaux
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フランク・ペーター・ツィンマーマンに貸与。
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Holroyd
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1727年
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ガブリエル亀田が所有。
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Kreutzer
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1727年
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Maxim Vengerov
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クロイツァーの名を持つ4台のストラディヴァリ製ヴァイオリンのうちの1台(1701年、1720年、1731年)。
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Reynierex-Reynier or Le Reynier; Hart; ex-Francescatti
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1727年
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LVMH since 1993 or 1994 Salvatore Accardo
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1847年にパリのコンセルヴァトワールで優勝したレオン・レイニエにちなんで名付けられた。マクシム・ヴェンゲーロフに貸与されている。現在はオーギュスタン・デュメイに貸与されている。
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Paganini-Conte Cozio di Salabue
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1727年
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日本音楽財団[31]
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このヴァイオリンと、1680年製のパガニーニ=ドサンのヴァイオリン、1731年製のパガニーニ=メンデルスゾーンのヴィオラ、1736年製のパガニーニ=ラデンブルクのチェロでパガニーニ四重奏団を構成している。
ハーゲン・カルテットのルーカス・ハーゲンに貸与中。
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Halphen
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1727年
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Angelika Prokopp Private Foundation
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エックハルト・ザイフェルトに貸与。
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Vesuvius
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1727年
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Antonio Brosa Remo Lauricella Town of Cremona
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カヴァレーゼにて展示中。
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1727年
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Suntory Foundation for Arts
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南紫音に貸与。
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A. J. Fletcher; Red Cross Knight
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1728年
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A. J. Fletcher Foundation
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ニコラス・キッチン(ボロメオ弦楽四重奏団)に貸与:楽器はオモボノ・ストラディヴァリウス製[169]。
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1728年
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Australian Chamber Orchestra Instrument Fund[170]
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オーケストラのアシスタントリーダー、サトゥ・ヴァンスカに貸与。
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Artot-Alard
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1728年
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Endre Balogh[171]
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1996年にグレッグ・アルフとジョセフ・カーティンが現代の材料と方法でこのコピー楽器を制作した[172]。バローグは1728年製のオリジナルとレプリカの両方で演奏している[173]。
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Dragonetti-Milanollo
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1728年
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Giovanni Battista Viotti Domenico Dragonetti Teresa Milanollo Christian Ferras Pierre Amoyal
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コリー・セロヴセックに貸与。
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Perkins
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1728年
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Los Angeles Philharmonic
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ルイジ・ボッケリーニが所有していたが、フレデリック・パーキンスにちなんで名付けられた[174]。
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Benny
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1729年
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Jack Benny Los Angeles Philharmonic
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ジャック・ベニーがロサンゼルス・フィルハーモニックに遺贈。
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Solomon, ex-Lambert
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1729年
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Murray Lambert Seymour Solomon
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ニューヨークのクリスティーズで2,728,000米ドル(約204万円)で落札される。
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Innes
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1729年
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オイゲン・サルブに貸与、以前はヴィエニアフスキに貸与。
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Libon
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1729年
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Felipe Libon Josef Suk[175]
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Guarneri
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1729年
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Canada Council for the Arts
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ティモシー・チョイに貸与[176]。2009年から2012年まで貸与されたニッキー・チョイの弟で、2012年に評議会の1700 Taft Stradivariの寄贈者に選ばれた[177]。
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Recamier
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1729年
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Ueno Fine Chemicals Industry, Ltd.
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庄司紗矢香に貸与中
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Baldiani
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1730年
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Antonio Strad Violin, San Antonio TX
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Antonio Strad Violin社(テキサス州サンアントニオ)にて販売中。
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Ex-Neveu
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1730年
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Marcel Vatelot
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オモボノ・ストラディヴァリ社製。1935年、ヴィエニアフスキ・コンクールに参加するためにジネット・ヌヴーが購入。1949年にアゾレス諸島で起きた飛行機事故でヌヴーと共に行方不明になった[178]。
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Royal Spanish
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1730年
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Anne Akiko Meyers[179]
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スペイン国王が所有していたこともある。
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Lady Jeanne
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1731年
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Donald Kahn Foundation
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ベンジャミン・シュミットに貸与されている。
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Kreutzer
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1731年
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Huguette M. Clark
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クロイツァーの異名を持つ4台のストラディヴァリのヴァイオリンのうちの1台(1701年、1720年、1727年)、2014年6月18日ニューヨークのクリスティーズで落札された。
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Garcin
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1731年
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Jules Garcin Sidney Harth
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Heifetz-Piel
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1731年
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Rudolph Piel Jascha Heifetz
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?
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1731年
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Pierre Gerber Hansheinz Schneeberger
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ハンスハインツ・シュネーベルガー(1959年からのオーナー)
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Baillot
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1732年
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Fondazione Casa di Risparmio
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ジュリアーノ・カルミニョーラに「ヴィヴァルディ:2つのヴァイオリンのための協奏曲」のDG録音を貸与[180]。
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Duke of Alcantara
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1732年
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An obscure Spanish nobleman described as an aide-de-camp of King Don Carlos UCLA
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ジュヌビエーブ・ヴェダーは1960年代にこの楽器をUCLAの音楽学部に寄贈した。1967年、この楽器はデビッド・マーゲッツに貸し出された。彼の車の屋根の上に置いてあったのか、盗まれたのかは定かではないが、高速道路で見つけたと主張するアマチュアバイオリニストから回収されるまで、27年間も行方不明とされていた。ストラディバリウスは1995年にUCLAに返還されたが、その後和解が成立した[181][182][183]。
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Red Diamond
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1732年
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Louis Von Spencer IV
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Tom Taylor
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1732年
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以前はジョシュア・ベルが所有していた。
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1732年
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ユタ州ソルトレイクシティのPeter Prier & Sons Violinsで販売中[184]。
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Arkwright Lady Rebecca Sylvan
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1732年
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Carlo Alfredo Piatti John Hungerford Arkwright Joseph Sylvan Rachel Elizabeth Barton Foundation
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2015年にシルヴァンが財団に寄贈[185][186]。
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Des Rosiers
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1733年
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Angele Dubeau
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アーサー・ルブランが以前所有していたもの。
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Huberman; Kreisler
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1733年
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Bronisław Huberman Fritz Kreisler
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Khevenhuller
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1733年
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Yehudi Menuhin
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Rode
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1733年
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現在はマギーニ財団の提供によりエルザン・クリバエフが使用している[187]。
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Ames
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1734年
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Roman Totenberg
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1981年に盗まれ、2015年6月に発見され[188]、2015年8月6日にトーテンベルグ家に返還された[189][190][191]。2018年10月現在、不明な作家に販売された[192]。
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Scotland University
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1734年
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Sau-Wing Lam Collection
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現在、クレモナのアントニオ・ストラディヴァリ財団の提供により、セルゲイ・クリロフが使用している。
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Baron Feilitzsch; Heermann
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1734年
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Baron Feilitzsch Hugo Heerman Gidon Kremer
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Habeneck
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1734年
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Royal Academy of Music
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Herkules; Ysaye; ex-Szeryng; King David
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1734年
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Eugene Ysaye Charles Munch Henryk Szeryng State of Israel
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1908年、サンクトペテルブルクでのコンサート中に、楽屋に放置していたイザイから盗まれた。1925年にパリの店で再び発見された。1972年にエルサレム市に寄贈された。彼の遺志により、このヴァイオリンはイスラエル・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスターが演奏することになっている。
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Lord Amherst of Hackney
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1734年
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Fritz Kreisler
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Lamoureux; ex-Zimbalist
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1735年
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紛失:盗難[193]
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サマズィユ (Samazeuilh)
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1735年
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日本音楽財団[31]
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1836年に楽器商のルイジ・タリシオによってイタリアからフランスへ持ち込まれ、1909年にはサマズィユ家が所有していたことから「サマズィユ」と呼ばれている。1923年に楽器を所有することになったヴァイオリンの巨匠ミッシャ・エルマンは「ストラディバリウスの中で最高の音色を持つ楽器の1つ」と1926年に手紙に記している。リュン・リーに貸与。[194]。
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ムンツ (Muntz)
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1736年
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日本音楽財団[31]
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英国バーミンガムの有名な収集家でアマチュアのヴァイオリン奏者でもあったH.M.ムンツが所有していたことから、この名が付けられた。楽器の内部に貼られたラベルには、ストラディヴァリ本人の手書きで「d'anni 92(92歳)」と書かれている。2007年11月から有希・マヌエラ・ヤンケに貸与されている。吉本梨乃へ貸与[195]。
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Roussyex-Roussy
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1736年
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Chisako Takashima[196]
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Yale Stradivari
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1736年
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Yale University, Collection of Musical Instruments
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Yusupov
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1736年
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Russian State Collection, - Glinka Museum, Moscow
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ダヴィド・オイストラフ(1930年代~1941年)に貸与されていた[197]。
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Comte d'Amaille
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1737年
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Lord Norton
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1737年
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Il Mio Preferito; L'ultimo
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1737年
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