ジョージ・ポットマンの平成史(ジョージ・ポットマン-へいせいし)はテレビ東京で2011年10月1日から2012年3月24日まで放映された情報番組である。2011年7月19日バラエティ7で単発番組が放送され、その後レギュラー番組化した。
「テレビ誕生100周年記念番組」「テレビ東京・イギリスCBB共同製作」の表題が付けられている。
番組概要
イギリス・ヨークシャー州立大学歴史学部教授で新進気鋭の日本研究家・ジョージ・ポットマン(演:ランディ・ゴインズ、日本語吹き替え:二又一成)が、四半世紀を迎えた平成の歴史を研究することにより、混迷する日本社会を占う、という体裁で語られる。
2010年秋に、イギリスのCBBテレビで放送されていた「Mysterious Japan in Heisei Era」の日本語版という体裁になっている[1]が、イギリスには「CBB」という放送局も「ヨークシャー州立大学」という大学も存在しない。番組の最後には、「ごく一部の設定はフィクションである」というテロップが最後に表示される。
こうした番組の演出は1990年代後半にNHKで放送された歴史ドキュメンタリー番組のNHKスペシャル『映像の世紀』のパロディとなっていて、番組冒頭と最後で流れるテーマ曲にも『映像の世紀』のメインテーマ曲である「パリは燃えているか 」(加古隆作曲)が使われている。
ここで紹介される資料の名前は英語が使われている物は全て日本語に直訳され、芸名、本名関係無しに上の名前と下の名前を逆転して読まれる。
例としてFLASH (写真週刊誌)→『閃光』といわれる名前の雑誌によると…、フライデー→『金曜日』といわれる名前の雑誌によると…、ビートたけし→「たけしビート」、西本はるか→日本語で「海賊」を意味する名前のお笑いコンビを組んでいた「はるか西本」、など。
番組一覧
スタッフ
- 吹替え:二又一成
- 日本語ナレーション:山根基世(特別版)、森本智子(1st chap)、白石小百合(2nd chapから16th chapまで)、岩渕梢(17the chap以降)
- 構成:伊藤正宏、興津豪乃、佐藤ちゃっかり、安部裕之
- ロケ技術:マリポーサカンパニー
- 音響効果:柳澤三重子(サウンドエッグノッグ)
- 編集:米沼元之(テクノマックス)
- 編集補:金子満久(テクノマックス)
- MA:榊枝一也(プロセンスタジオ)、伊東謙二(テクノマックス)
- リサーチ:シエ藤、藤田太郎
- デスク:後藤由枝(テレビ東京)
- 番宣:鈴木紀子(テレビ東京)
- AD:出村紀子、岩佐義隆、大音師誠、須之内駿介、田辺夏子、中村優一郎、平井恵祐
- ディレクター:清水友也、国玉靖仁、田中晋也
- プロデューサー:黒田章博、井坂周二
- プロデューサー・演出:高橋弘樹(テレビ東京)
- 制作協力:テレビジョンフィールド
- 製作著作:テレビ東京
- 報酬:無償
ネット局
- 備考
- ^2012年1月14日からの放送日時。2011年12月16日までは金曜 26:45 - 27:15に放送されていた(初回を除く。初回は土曜 12:30 - 13:00)。
関連書籍
関連番組
- 「ポケットモンスターの平成史~火曜から木曜、そして日曜~」(2019年1月4日 7:05 - 8:00) - 本番組のフォーマットで、テレビアニメ「ポケットモンスター」シリーズの歴史を振り返る特別番組。
- 撮影の、一切ないドラマ 蛭子さん殺人事件(2020年12月12日 21:00 - 21:55) - 本番組のフォーマットで、過去映像と映像資料のみで制作されたドラマ。BSテレビ東京で放映。
脚注
外部リンク
テレビ東京 土曜日24:50 - 25:20枠 |
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ジョージ・ポットマンの平成史
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