『シンシナティ・キッド』(原題:The Cincinnati Kid)は、1965年制作のアメリカ合衆国の映画。リチャード・ジェサップ原作の小説の映画化。ノーマン・ジュイソン監督、スティーブ・マックイーン主演。
あらすじ
ニューオーリンズの町に、その世界で30年も君臨するポーカー・プレイヤーの大物“ザ・マン”ことランシー・ハワードがやって来た。
ポーカーの若手の名手であるシンシナティ・キッドことエリック・ストーナーは、いつかランシーと手合わせをと考えていた。キッドは早速この社会の長老格シューターにその機会を頼んだ。シューターはキッドの自信過剰をたしなめたが、キッドは聞かなかった。大勝負が決まった事を知ったキッドの恋人クリスチャンは、足手まといになる事を恐れて田舎の実家に帰って行った。
ランシーやシューターと勝負する大富豪のスレイド。ボロ負けしてプライドが傷ついたスレイドはシューターを呼び出し、キッドとランシーの勝負の際にイカサマをしてキッドを勝たせるよう命じた。正直者としての誇りはあったが、スレイドに借金があるため逆らえないシューター。
ランシーとの対戦に、わざと遅れて現れるキッド。6人で始まったスタッド・ポーカーは一進一退で進んだが、優勢に見えた参加者たちは大金を投じた末に次々と脱落して行った。日付が変わり、休憩時間にシューターを問い詰めるキッド。キッドはシューターのイカサマに気づいていたのだ。イカサマ抜きで勝てると宣言されて降りるシューター。勝負はランシーとキッドの一騎打ちとなった。
仮眠中にキッドのベッドに潜り込むシューターの情婦メルバ。だが、二人で部屋にいるところにクリスチャンが入って来てしまった。そこからツキを失い、最終局面で負けるキッド。逃げるように会場を後にしたキッドは、いつもコイン投げで負かしている靴磨きの少年にすら負けてからかわれた。しかし、通りの先には、キッドを待つクリスチャンの姿があった。
キャスト
※フジテレビ版はDVD収録
その他
- 日本での劇場公開時、テレビ放送、VHS発売されたものと、現在発売中のDVDではエンディングが異なる[1]。
評価
脚注
外部リンク
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