シャミネは、西日本旅客鉄道(JR西日本)の関連会社JR西日本山陰開発株式会社(ジェイアールにしにほんさんいんかいはつ)が管理運営している駅ビル(駅ナカ)。
山陰本線の松江駅と鳥取駅の高架下、米子駅の旧駅舎跡を利用しており、それぞれ「シャミネ松江」と「シャミネ鳥取」、「シャミネ米子」の3店舗が存在する。以前は、山陰本線乃木駅に、うどん店をテナントにした「シャミネ大橋」があった。
概要
1970年代後半頃に山陰本線の松江駅・鳥取駅の高架駅化によって開業。また、2023年7月に米子駅建て替え完了に伴いシャミネ米子が開店。
松江店は「ファッション・くらしのサポート館」、「縁結び通り」、「食の専門館」、「ごちそう広場味彩」の4フロアと、駅西側高架下に分かれ、それぞれ各店舗がテナントとして営業している。
鳥取店は2階建てになっており、1階部分は飲食・土産品店関係のテナントが入居している。2階部分は主にアパレル関連のテナントが入居していたが、テナントの撤退が相次いだ。2014年3月19日にワンフロアで全館リニューアルオープンし、山陰初出店となるテナントが複数オープンした。
2015年10月16日から、当時、山陰地区のJR西日本の在来線では対応エリアがなかったが、セブン-イレブンハートインを除いた専門店にICOCA電子マネー、楽天Edy、iD、WAON、nanacoが導入された[1]。これにより、「交通系ICカード全国相互利用サービス」対応の各IC乗車カード(PiTaPaを除く)、楽天Edy、iD、WAON、nanacoでショッピングが可能になった。
3店舗とも駅コンコースやバスターミナルに直結している為に鉄道やバス利用客の利用が多く、観光・帰省客が土産を購入したり、待ち合わせに用いたりする姿がよく見られるが、3店舗ともに駅に隣接してデパートがあったり、付近にショッピングセンターが存在したりするので単独での利用客はそう多くはない(松江店:イオン松江ショッピングセンター等。鳥取店:丸由百貨店・鳥取ショッピングシティ等。米子店:イオン米子駅前店等)。
脚注
外部リンク
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