サイバートラスト株式会社(英: Cybertrust Japan Co., Ltd.)は、電子証明書発行サービスをメインとするセキュリティサービス事業を行う企業。
概要
情報セキュリティ分野におけるリーディングカンパニーである米国サイバートラスト(旧・Betrusted)社と、電子証明書システムソリューションを提供する、日本ボルチモアテクノロジーズ株式会社が2004年3月に資本業務提携を行うことによってサイバートラスト株式会社(初代)が誕生。
2005年6月にソフトバンクBBの連結子会社となり、2014年4月以降はソフトバンク・テクノロジー(現:SBテクノロジー)の連結子会社となっている。
2017年10月1日付けでミラクル・リナックスと合併。合併はミラクル・リナックスを存続会社とする吸収合併方式だが、商号はサイバートラスト(2代)に変更された[2]。
沿革
初代法人
- 1995年9月 - NSJとして設立
- 1999年5月 - Baltimore Technologies Plcの日本における総販売代理店として契約
- 2000年3月 - Baltimore Technologies Plcによる株式取得
- 2000年5月 - 日本ボルチモアテクノロジーズ株式会社として活動開始
- 2002年3月 - MBO(マネジメント・バイ・アウト)で資本と経営を日本化
- 2003年12月 - 米国の大手セキュリティサービス企業であるBetrusted社との戦略提携
- 2004年3月 - Betrusted社が日本ボルチモアの約28%の株式を取得
- 2004年7月 - ビートラステッド・ジャパン株式会社に社名変更
- 2005年7月 - ソフトバンクBB株式会社との資本提携
- 2007年1月 - サイバートラスト株式会社に社名変更
- 2014年4月 - ソフトバンクBB株式会社が保有株式をソフトバンク・テクノロジー株式会社に譲渡。同社の連結子会社となる。
- 2017年10月 - ミラクル・リナックスから商号変更されたサイバートラスト(2代目)へ吸収合併され解散[1][2][3]。
2代目法人
- 2000年6月 - 日本オラクルや日本電気が出資し、ミラクル・リナックス株式会社として設立。
- 2014年7月 - ソフトバンク・テクノロジーの連結子会社となる。
- 2015年8月 - 島根県松江市に松江ラボを開設。
- 2017年10月 - サイバートラスト(初代)を吸収合併すると同時に、商号をサイバートラスト株式会社(2代)へ変更。
- 2020年3月 - 4月に予定していた東京証券取引所マザーズ市場上場を取り消し[4]。
- 2021年4月 -東京証券取引所マザーズ市場上場。
脚注
外部リンク
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