ギャラクシーエアラインズ株式会社 (GALAXY AIRLINES Co.,Ltd.) は、かつて存在したSGホールディングス(佐川急便グループ)を親会社とする貨物航空会社。
歴史
2005年
2006年
2007年
2008年
- 1月 - 1号機JA01GXの方向舵をシンガポールのSIAECにて交換[要出典]。
- 1月 - 2号機JA02GXの重整備をシンガポールのSIAECにて実施。
- 6月 - 1号機JA01GXの重整備をシンガポールのSIAECにて実施。
- 7月1日 - 若佐照夫代表取締役社長が辞任。新社長に関根眞二代表取締役が就任。若佐は、同時にSgh常務取締役も辞任し、Sghを去った。
- 8月5日 - 業績悪化の為、同年10月5日限りで全4路線を廃止することを決定し、国土交通省に事業廃止を届出。
- 9月28日 - 全4路線の運航を終了。
- 9月30日 - 全社員を解雇。機体の売却は三井物産、予備エンジン等の売却は住友商事が担当。
- 10月6日 - 国土交通省に航空運送事業廃止届を提出。名実共に事業停止。
2009年
- 3月17日 - 会社解散。社外監査役だった土本保廣が代表清算人となる。
- 7月2日 - 2号機JA02GX、機体登録抹消。
- 9月15日 - 清算終了。
就航空港
塗装
佐川急便グループのトラックに塗装されているものと同じ宇宙(銀河)と星雲をモチーフとした塗装。「ギャラクシーカラー」とも言われる。
保有機材
ギャラクシーエアラインズの機材は以下の航空機で構成されていた。
2006年6月5日、東京国際空港(羽田空港)内にてエアバスA300-600Fの報道関係者、SGホールディングスグループ関係者への内覧会が挙行された(同年4月30日白一色で到着後、ギャラクシーカラーに塗装した)。
終焉
2007年度の貨物輸送量は約3万トンを計上したものの、設立時の想定コストに比べ、1号機のJA01GXが機齢19年に達していた経年機(1989年製造)であったことから、整備コストが増大した上、原油価格の高騰などにより、2008年3月期決算では30億円の赤字を出し、繰延資産の一括償却並びに固定資産の減損処理が不可避のものとなり、債務超過に転落した。合理的な再建策を出すことができず、ついに事業継続を断念することとなった。
日本のこれまでの航空史上、大型機を実際に運航した後に、他の航空会社に吸収されることなく廃業した会社はなく、その意味でGXYは日本の航空史に名を残したといえる。また、日本国内のみを運航する貨物航空会社はそれまでに日本ユニバーサル航空、オレンジカーゴがあったが、そのいずれもが運航停止に至っており、日本国内のみを運航する貨物航空会社は成功しないというジンクスは破れなかった。
JA01GXは廃業後アメリカに渡ってN103MTとなったが、それから間もない2009年3月3日付で登録を抹消され、部品取り機となった。JA02GXはレバノンの貨物航空会社であるトランス・メディテラネアン(TMA)航空が引き取りOD-TMAとして運航されていたが、2015年以降はDHLに移籍しD-AZMOとして登録され運航されている。
備考
関連項目
日本の航空会社 |
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国土交通省より認可を受け、国内・国際定期運送事業を行っている航空運送事業者 |
本邦国際航空運送事業者
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特定本邦航空運送事業者 (上記除く) | |
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国内定期航空運送事業者 (上記除く) | |
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過去の定期航空運送事業者 (2004年以降) | |
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- 本邦国際航空運送事業者:国際定期航空輸送を行う航空運送事業者(8社)
- 特定本邦航空運送事業者:客席数が100又は最大離陸重量が5万kgを超える航空機を使用して行う航空運送事業者(計14社)
- 国内定期航空運送事業者:国内定期航空運送を行う航空運送事業者(計24社)
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